概要
遠隔カメラコントロールを使用すると、他のユーザーがカメラを制御したり、カメラのパンチルトズーム(PTZ)機能を使用したりできます。これを機能させるには、Webカメラにこれらの機能が必要です。ミーティングのホストのみが、遠隔のカメラコントロールを要求できます。
前提条件
- 遠端カメラコントロールが有効になっていること
- Zoom デスクトップ クライアント:グローバル最小バージョン以降
- Zoom Rooms:5.16.0以降
- コントロールできるカメラは、パンチルトズーム(PTZ)機能を備えたカメラ
注:遠端カメラコントロールが有効になると、Zoomクライアントユーザーは、マルチカメラZoom Rooms内の任意の PTZカメラの制御をリクエストできます。
遠隔カメラ制御の有効化
アカウントに対して遠隔カメラ制御を有効にする
Zoomアカウント(テナント)配下の全てのに対して遠隔カメラ制御機能を有効にするには、次の手順を実行します。
- アカウント設定を編集する権限を持つ管理者としてZoom Webポータルにサインインし、[アカウント設定]をクリックします。
- [ミーティング]タブの[遠隔カメラ制御]オプションに移動し、設定が有効になっていることを確認します。
- 設定が無効になっている場合は、[ステータス]トグルをクリックして有効にします。確認ダイアログが表示されたら、[有効にする]を選択して変更を確認します。
- (オプション)アカウント内のすべてのユーザーに対してこの設定を必須にする場合は、カギのアイコンをクリックしてから[ロック]をクリックして設定を確認します。
特定のグループに対して遠隔カメラ制御を有効にする
特定のグループのすべてのメンバーに対して遠隔カメラ制御機能を有効にするには、次の手順を実行します。
- ユーザーグループを編集する権限を持つ管理者としてZoom Webポータルにサインインし、[グループ管理]をクリックします。
- グループの名前をクリックしてから、[設定]タブをクリックします。
- [ミーティング]タブの[遠隔カメラ制御]オプションに移動して、設定が有効になっていることを確認します。
- 設定が無効になっている場合は、[ステータス]トグルをクリックして有効にします。確認ダイアログが表示されたら、[有効にする]を選択して変更を確認します。
注:このオプションがグレー表示されている場合は、アカウントレベルでロックされているため、そのレベルで変更する必要があります。 - (オプション)このグループのすべてのユーザーに対してこの設定を必須にする場合は、カギのアイコンをクリックし、次に[ロックをクリックして設定を確認します。
自分用に遠隔カメラ制御を有効にする
自分の用途に合わせて遠隔カメラ制御機能を有効にするには、次の手順を実行します。
- Zoom Webポータルにサインインし、[マイミーティング設定](アカウント管理者の場合)または[ミーティング設定](アカウントメンバーの場合)をクリックします。
- [ミーティング]タブの[遠隔カメラ制御]オプションに移動し、設定が有効になっていることを確認します。
- 設定が無効になっている場合は、[ステータス]トグルをクリックして有効にします。確認ダイアログが表示されたら、[有効にする]を選択して変更を確認します。
注:オプションがグレー表示されている場合は、グループまたはアカウントレベルでロックされているため、ズーム管理者に連絡する必要があります。
カメラコントロール方法
- ZoomデスクトップクライアントにてZoomミーティングを始めます。
- カメラ制御を要求したいユーザーの画面をクリックし、[カメラカメラコントロールのリクエスト]を選択します。
注:ユーザーがパンチルトズーム(PTZ)機能付きのカメラを持っていない場合は、カメラコントロールを要求することはできません。 - 遠隔カメラコントロールを承認するためのプロンプトが表示されます。
- 承認されると、Zoomデスクトップクライアント側で相手側カメラのコントロールが可能になります。
- [ピンを削除]をクリックし2と同様の手順で[カメラコントロールを停止]をクリックしコントロールを終了します。
こちらの記事は、「Using far end camera control」を元に作成しました。