概要
「ユーザー管理」を使うと、アカウントオーナーと管理者は、役割やアドオン機能の追加、削除、割り当てなどを管理できます。始める前に、次の用語に覚えておきましょう。
- 内部ユーザーは、アカウントに属するZoomユーザーです。
- 外部ユーザーは、アカウントに属していないZoomユーザーです。
- 外部連絡先は、内部ユーザーによって連絡先ディレクトリに追加された外部Zoomユーザーです。
この記事は、以下の内容を説明しています。
- ユーザー管理へのアクセス
- 新しいユーザーを追加する
- ユーザーをインポートする
- 保留中のユーザーを表示する
- ユーザーのライセンス、アドオン、役割、およびグループの編集
- 高度なユーザー管理設定の変更
- 外部連絡先の表示と削除
アカウントからユーザーを削除、無効化、リンク解除する方法は、アカウントからユーザーを削除するをご参照ください。
前提条件
- クレジットカード決済の無料アカウント、プロ、ビジネス、教育、またはエンタープライズアカウント
- Zoomアカウントオーナーまたは管理者権限
ユーザー管理へのアクセス
- Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[ユーザー管理]、[ユーザー]の順にクリックします。
- ユーザー、保留中、および詳細タブが表示されます。
ユーザー:アカウント内に所属するユーザー。次のことが可能になります:
- 各ユーザーのアカウントタイプ(基本、ライセンス済み、およびオンプレミス)のアカウントタイプを編集できます。
- ユーザを1人ずつ追加するか、CSVファイルをインポートして一度に複数のユーザーを追加できます。
- ユーザーをCSVファイルにエクスポートできます。
- アカウントオーナーは、管理者ユーザーを設定するか、カスタムロールを割り当てることができます。ロールについての詳細はこちらをお読みくださいい。
Note:アカウントオーナーだけが、メンバーを管理者に昇格させたり、管理者をメンバーに降格させることができます。
新しいユーザーを追加する
Note:CSVファイルをインポートすることにより、一度に複数のユーザーを追加または更新できます。
- Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[ユーザー管理]、[ユーザー]の順にクリックします 。
- アカウントに新しいユーザーを追加するには、[ユーザーの追加する]をクリックします。
- ユーザー情報を入力します。
メールアドレス(必須):ユーザーの名前のアドレスを入力します。同じ設定で複数のユーザーを追加する必要がある場合は、複数のメールアドレスをカンマで区切って入力できます。
ユーザータイプ(必須):このユーザーを基本(無償)、ライセンス済み、オンプレミスユーザーにするかを選択します。
ライセンス済みを割り当てるには、使用可能な有償ライセンスが必要です。オンプレミスユーザーを割り当てるには、ミーティングコネクタを有効にする必要があります
機能(任意):このユーザーにどの機能を持たせたいかを確認します。これらの機能には利用可能なオプションライセンスが必要です。
部門、肩書、場所(任意):ユーザーのプロフィールに表示する情報を入力します。ユーザーのプロフィールは他のユーザーが表示できます。ユーザーはプロフィールをカスタマイズして、後でこの情報を変更できます。
ユーザーグループ(任意):グループ管理を使用している場合は、このユーザーを追加するグループを選択します。
IMグループ(任意):IM管理を使用している場合は、このユーザーを追加するIMグループを選択してください。
デフォルトのパスワード:ユーザーのデフォルトのパスワードを設定します。 -
[追加]をクリックします。
Note:
- 新規ユーザーには、アクティベーションメールが送信されます。同じメールアドレスで既存の無料のZoomアカウントをお持ちのユーザーには、招待を受け入れるためのメールが送信されます。
- 有料アカウントのオーナーは、アカウントの残りの残高を処理する方法を決定するように求められます。招待の受け入れやベストプラクティスなど、招待プロセスに関する詳細情報を利用できます。
- 既存のZoomユーザーをアカウントに追加すると、そのプロフィールの詳細(名前、プロフィール画像、タイムゾーンなど)、スケジュールされたミーティングとウェビナー、クラウドレコーディング、IM履歴、連絡先、および設定がプロファイルとともに転送されます。参加しているアカウントのグループまたはアカウントの設定と競合する場合、設定が変更される可能性があります。レポートデータは転送されないため、アカウントの招待を受け入れる前に、必要なレポートにアクセスしてダウンロードすることをお勧めします。
ユーザーをインポートする
Note:以下のCSVファイルの要件をご参照ください。
- 同じ機能を使用してアカウントに複数のユーザーを一度に追加する場合は、
「CSVファイル」を介してユーザーをインポートできます。 - CSVは、「電子メール、名、姓、部署、ユーザーグループ、およびIMグループ」の順序で、
次の列でフォーマットされている必要があります。
部署、ユーザーグループ、およびIMグループはオプションです。 - CSVファイルは、ユーザータイプごとに作成して、インポートする必要があります。
- CSVファイルあたりの最大ユーザー数は9999です。
- 文字コードは[UTF-8]を指定してCSVファイルを作成してください。詳細は、2-2.ユーザーを登録する(CSVファイルでインポート)。
-
Zoomウェブポータルにサインインします。
-
ナビゲーションメニューで、[ユーザー管理]、[ユーザー]の順にクリックします 。
-
アカウントに新しいユーザーを追加するには、[インポートする]をクリックします
-
このユーザーを基本(無料)、ライセンス済み、またはオンプレミスにするかを選択します。
-
このユーザーが持つべき機能を確認します。
-
[CSVファイルをアップロードする]をクリックしてコンピュータを参照し、インポートするCSVファイルを見つけます。
追加されたユーザー側で行うこと
- 新規ユーザーにはアクティベーションメールが送信されます。
-
同じメールアドレスで既存の無料のZoomアカウントを持つユーザーには、招待を承認するためのメールが送信されます。
招待されたユーザーは、[Zoomにサインイン]をクリックして、アクティベーションをします。
保留中のユーザーの表示
- Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[ユーザー管理]、[ユーザー]の順にクリックします 。
- アカウントを確認していないユーザーを表示するには、[保留中]タブをクリックします。
- ユーザーが招待を受け入れず、メールボックスの受信トレイでアクティベーションメールを見つけることができない場合は、[再送信]ボタンをクリックして確認メールを再送信できます。
- ユーザーがアカウントに参加することを許可しない場合は、招待メールを受け入れる前に[削除]をクリックできます。
Note:保留中の招待状は30日後に期限切れになり、保留リストから削除されます。
ユーザーライセンス、アドオン、役割の編集
- Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[ユーザー管理]、[ユーザー]の順にクリックします 。
- スクロールするか、ユーザーを検索します。
- ユーザー情報の右側にある[編集]をクリックします。
- 次の詳細を編集できます。
- ユーザータイプ:基本、ライセンス済み、またはオンプレミスから選択できます。
- アドオンライセンス:大規模ミーティングやウェビナーなどの利用可能なアドオンライセンスを選択して、そのライセンスをこのユーザーに割り当てることができます。これらは、割り当てる前にライセンスを購入する必要があります。
- ユーザーロール:デフォルトではアカウントオーナー、またはロール管理を編集する権限を持つカスタムロールを持つユーザーのみがアクセスできます。ユーザーは、管理者、メンバー、またはカスタムロールに変更することができます。
- 部門
- 肩書
- ロケーション
他の方法として、アカウントオーナーまたは管理者は、[ユーザー]ページで複数のユーザーを選択して、役割、ライセンス、およびグループをすばやく変更することもできます。
高度なユーザー管理設定の変更
詳細設定では、複数のユーザーのユーザータイプを一度に変更したり、ユーザーを削除したり、デフォルトのユーザータイプを設定したりできます。
- Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[ユーザー管理]、[ユーザー]の順にクリックします 。
- [詳細設定]タブをクリックして、次の情報と設定を表示します。
- ユーザーの概要
- 総ユーザー数:基本、ライセンス済み、オンプレミス、そしてZoom Roomsユーザーの合計数。
- ユーザータイプの変更
- 管理者ではないすべてのアカウントメンバーを変更する:指定されたユーザータイプのユーザーを別のユーザータイプに変換します。これを使用して所有者または管理者を変更することはできません。たとえば、すべての基本ユーザーをライセンスユーザーに変更できます。
-
ユーザータイプのすべてのアカウントメンバーのリンクを解除する:指定したユーザータイプのすべてのメンバーを削除します。それらのZoomアカウントは、Zoomアカウントから関連付けが解除されます。
Note:これは、関連付けられたドメインが原因でアカウントに関連付けられている管理者またはユーザーには影響しません。 - デフォルトのドメインユーザータイプの変更:関連付けられたドメインで新しいユーザーを追加するときに、デフォルトのユーザータイプを変更します。
- ユーザーグループの変更
- デフォルトのユーザーグループの設定:新しいユーザーが自動的に割り当てられるデフォルトのユーザーグループを設定します。
- ユーザーグループの切り替え:特定のグループ内のすべての未割り当てまたはユーザーを別のグループに移動します。
- ドメインユーザーをグループに追加:承認された関連ドメインを持つすべてのユーザーを特定のグループに割り当てます。
- IMグループの変更
- デフォルトのIMグループを設定:新しいユーザーが自動的に割り当てられるデフォルトのIMグループを設定します。
- IMグループの切り替え:特定のIMグループ内のすべての未割り当てまたはユーザーを別のIMグループに移動します。
Note:「ユーザーグループの変更」および「IMグループの変更」の設定の詳細については、グループ管理およびIM管理の記事を参照してください。
外部連絡先の表示と削除
アカウント内のユーザーが 外部連絡先を追加していた場合、これらの外部連絡先を表示してアカウントから削除できます。
Note:外部の連絡先にはアカウントのチャンネルにアクセスするための特定の特権があります。
- Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[ユーザー管理]、[ユーザー]の順にクリックします。
-
[ユーザー]タブで、表の右上にある歯車のアイコン
をクリックして、[外部連絡先]を選択します。
-
外部連絡先を持つユーザーを探し、外部連絡先列の番号をクリックします。
選択したユーザーによって追加された外部ユーザーのリストが表示されます。 -
(オプション)チャンネル列の数字をクリックすると、そのユーザーが所属しているチャンネルやグループチャットが表示されます。
-
最後の列のアイコン(...)をクリックして、[アカウントから削除]をクリックします。
外部の連絡先を削除すると、以下のような結果になります。
- 外部の連絡先は、デスクトップクライアントおよびモバイルアプリの内部ユーザーの連絡先リスト(連絡先タブの自分の連絡先セクション)から削除されます。
- 外部の連絡先は、その人が参加しているすべての社内チャンネルやグループチャットから削除されます。
- 外部の連絡先は、1対1のチャットのチャット履歴には引き続きアクセスできます。
- 外部の連絡先のチャット履歴は、管理者が引き続き閲覧できます。これには、1対1のチャット、チャンネル、グループチャットが含まれます。
- 外部の連絡先は、社内のユーザーがアカウントに再度追加することができます。
この記事は、Managing usersを翻訳しています。