概要
アカウントオーナーや管理者は、Zoomアカウントからユーザーを削除、無効化、またはリンク解除できます。オーナー、または役割の管理で[削除、リンク解除、および停止を一括処理で行います]の権限が付与された役割のユーザーは複数のユーザーを一括で削除、無効化、リンク解除することができます。
- ユーザーを削除すると、設定、会議、ウェビナー、録画などのユーザーがZoomから完全に削除されます。削除する前に、ユーザーのデータ(作成済みのミーティング、ウェビナー、クラウド記録)を別のユーザーに転送できます。
- ユーザーをリンク解除すると、既存のアカウントからユーザーを切り離します。リンク解除されたユーザーは、新たに作成された無料のアカウントへ所属するため、解除前のアカウントとの関連付けがなくなります。ユーザーは自身でライセンスを購入することができます。
- ユーザーを無効化すると、Zoomアカウントにサインインすることができなくなり、Zoomユーザーとしての機能を利用できなくなります。
この記事の内容:
前提条件
- ユーザーを個別に削除、リンク解除、無効化する場合
- アカウントオーナー、または管理者
- ユーザーを一括で削除、リンク解除、無効化する場合
- アカウントオーナー、または役割の管理で[削除、リンク解除、および停止を一括処理で行います]の権限が付与された役割
役割を管理者からメンバーへ変更する
管理者の役割を持つユーザーに対して、削除や無効化を行うことはできません。削除や無効化を行うためには、役割をメンバーに変更する必要があります。ユーザーが既にメンバーである場合は、これらの手順を実行する必要はありません。管理者をメンバーにするには、アカウントオーナーの権限、または役割の編集権限が付与されているユーザーが操作を行う必要があります。
- Zoom Webポータルにサインインします。
- [ユーザー管理] 、 [ユーザー]の順にクリックします 。
- ユーザーを検索します。
- 名前の隣にある[編集]をクリックします。
- ユーザーの役割を[管理者]から[メンバー]に変更します。
- [保存]をクリックします。
ユーザーを削除する
ユーザーを削除すると、ユーザーとそのデータがZoomから完全に削除されます。関連ドメインでドメインが管理されている場合を除き、同じメールアドレスを利用して再度ユーザーを作成することが可能です。削除を行う際に、会議、ウェビナー、クラウドの記録を同じアカウントに所属する別のユーザーに転送できますが、転送しない場合は完全に削除されます。
ユーザーを一人ずつ削除する
- Zoom Webポータルにサインインします。
- [ユーザー管理]、[ユーザー]の順にクリックします 。
- 削除するユーザーを検索します。
- 右側にある[...]アイコンをクリックします。
-
[削除]をクリックします。
- (オプション)[ユーザーを削除する]の画面が表示されます。ミーティング、ウェビナー、およびクラウドの記録を別のユーザーに転送する場合は、転送する項目のチェックボックスをクリックします。[このデータを受け取るメールアドレスを入力してください:]には転送先のユーザーのメールアドレスを入力する必要があります。転送先のアドレスは、同じアカウントに所属する必要があるほか、クラウドの記録を転送するにはライセンスユーザーの、ウェビナーを転送するにはウェビナーライセンスが割り当てられたユーザーのアドレスを入力する必要があります。
- [データを転送してから削除]、または、[データ転送なしに今すぐ削除]をクリックします 。
複数のユーザーを選択して削除する
- Zoom Webポータルにサインインします。
- [ユーザー管理]、[ユーザー]の順にクリックします 。
- ユーザーのメールアドレスの左側に表示されるチェックボックスをクリックし、削除するユーザーを選択します。
- ユーザー一覧の上部にある[削除]をクリックします。
- (オプション)[選択されたユーザーを削除]の画面が表示されます。ミーティング、ウェビナー、およびクラウドの記録を別のユーザーに転送する場合は、転送する項目のチェックボックスをクリックします。[このデータを受け取るメールアドレスを入力してください:]には転送先のユーザーのメールアドレスを入力する必要があります。転送先のアドレスは、同じアカウントに所属する必要があるほか、クラウドの記録を転送するにはライセンスユーザーの、ウェビナーを転送するにはウェビナーライセンスが割り当てられたユーザーのアドレスを入力する必要があります。
- この操作が復元できないことに同意するため、[I acknowledge that this deleting action cannot be undone]にチェックを入れます。
- [データを転送してから削除]、または、[データ転送なしに今すぐ削除]をクリックします 。
アカウントからユーザーをリンク解除する
アカウントからリンク解除されたユーザーは、既存の設定を維持したままアカウントとの関連付けが解除されます。データを転送しない場合、リンク解除後に再度必要なライセンスを購入し、割り当てることで、作成済みのミーティング、ウェビナー、クラウド録画も維持することができます。
Note :関連ドメインとして登録され、管理対象として設定されたドメインのメールアドレスを持つユーザーは、リンク解除することができません。
ユーザーを一人ずつリンク解除する
- Zoom Webポータルにサインインします。
- [ユーザー管理] > [ユーザー]をクリックします 。
- リンク解除するユーザーを検索します。
- 右側にある[... ]アイコンをクリックします。
-
[アカウントからリンクの解除]をクリックします。
- (オプション)「ユーザーのリンクを解除]の画面が表示されます。ミーティング、ウェビナー、およびクラウドの記録を別のユーザーに転送する場合は、転送する項目のチェックボックスをクリックします。[このデータを受け取るメールアドレスを入力してください:]には転送先のユーザーのメールアドレスを入力する必要があります。転送先のアドレスは、同じアカウントに所属する必要があるほか、クラウドの記録を転送するにはライセンスユーザーの、ウェビナーを転送するにはウェビナーライセンスが割り当てられたユーザーのアドレスを入力する必要があります。
- [データを転送してからリンクを解除]、または、[データ転送なしに今すぐリンクを解除]をクリックします 。リンク解除されたユーザーは、独立したZoomアカウントのオーナーとなります。必要に応じて、自身でライセンスを購入できます。
複数のユーザーを選択してリンク解除する
- Zoom Webポータルにサインインします。
- [ユーザー管理] >[ユーザー]をクリックします 。
- ユーザーのメールアドレスの左側に表示されるチェックボックスをクリックし、リンク解除するユーザーを選択します。
- ユーザー一覧上部の[リンクを解除]をクリックします。
- (オプション)「選択されたユーザーをリンク解除]の画面が表示されます。ミーティング、ウェビナー、およびクラウドの記録を別のユーザーに転送する場合は、転送する項目のチェックボックスをクリックします。[このデータを受け取るメールアドレスを入力してください:]には転送先のユーザーのメールアドレスを入力する必要があります。転送先のアドレスは、同じアカウントに所属する必要があるほか、クラウドの記録を転送するにはライセンスユーザーの、ウェビナーを転送するにはウェビナーライセンスが割り当てられたユーザーのアドレスを入力する必要があります。
- [データを転送してからリンクを解除]、または、[データ転送なしに今すぐリンクを解除]をクリックします 。リンク解除されたユーザーは、独立したZoomアカウントのオーナーとなります。必要に応じて、自身でライセンスを購入できます。
ユーザーを無効化する
ユーザーを無効化するとユーザーはZoomにサインインできなくなります。また、無効化と同時にそのユーザーのライセンスの割り当てが解除されます。無効化した場合でも、後でユーザーを再度有効化できます。ユーザーを無効化しても、設定は削除されません。
ユーザーを一人ずつ無効化する
- Zoom Webポータルにサインインします。
- [ユーザー管理] >[ユーザー]をクリックします 。
- 無効化するユーザーを検索します。
- 右側にある[... ]アイコンをクリックします。
-
[ディアクティベート]をクリックします。
- [ユーザーをディアクティベート]の画面で[ディアクティベート]をクリックします。
複数のユーザーを選択して無効化する
- Zoom Webポータルにサインインします。
- [ユーザー管理] > [ユーザー]をクリックします 。
- ユーザーのメールアドレスの左側に表示されるチェックボックスをクリックし、無効化するユーザーを選択します。
- ユーザー一覧上部の[ディアクティベート]をクリックします。
- [選択されたユーザーをディアクティベート]の画面で[ディアクティベート]をクリックします。
無効化されたユーザーの自動削除
無効化されたユーザーは以下の設定が有効になっている場合、自動的に削除されます。
- [ユーザー]の[詳細]タブをクリックします。
- [ディアクティベートされたユーザーを削除]の項目の[指定された日数が経過した後、ディアクティベートされたユーザーを削除します]右にあるトグルを有効(青色)にします。
- 〇日後に削除というように、削除するまでの期間を設定する場合は、[期間(日数)を指定してください]に日数(30、60、90、120)を設定します。
- 削除するまでの期間を設定後、削除される日の7日前に管理者にメールで通知することも可能です。その場合は[ユーザーが削除される7日前に通知を送信してください]にチェックを入れます。
無効化されたユーザーの有効化
- Zoom Webポータルにサインインします。
- [ユーザー管理]、[ユーザー]の順にクリックします 。
- 再度有効化するユーザーを検索します。
Note:検索の際に[詳細な検索条件]をクリックし、[すべてのステータス]を[非アクティベート]に変更して検索を行うことで、無効化されたユーザーの絞り込みが可能です。
- 再度有効化するユーザーの右側にある[アクティベート]をクリックします。
Note: 無効化の際にライセンスの割り当てが全て解除されますので、必要に応じてライセンスの割り当てをし直してください。
CSVファイルを利用した一括でのユーザー削除、リンク解除、無効化
下記の記事をご確認ください。
この記事のオリジナルを確認したい場合は、「Deactivating, unlinking, or deleting users from your account」をご参照ください。
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