ウェビナーをスケジュールする際、その設定を今後のウェビナースケジュール作成時にテンプレートとして使用できるように保存できます。
ウェビナー設定をテンプレートとして保存することで、例えば以下のような設定をウェビナー毎に行う必要がなくなります。
- Q&Aを無効にするかどうか
- 投票の質問および回答の追加
- 定期ウェビナーの場合は、定期開催スケジュールなど
ウェビナーをテンプレートとして保存した後、そのテンプレートを利用して同様の設定のウェビナーを作成可能です。保存した個人用ウェビナーテンプレートを最大20件まで選択できます。
注:アカウントの管理者は管理者レベルにウェビナーテンプレートを作成することも可能です。
この記事は以下の内容を含んでいます。
前提条件
- Zoom Webinarアドオンが割り当てられているライセンスユーザー
個人用ウェビナーテンプレートの作成方法
- Zoom Webポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューより[ウェビナー]を選択します。
- [ウェビナーをスケジュールする]を選択します。
- テンプレート用のウェビナー設定を行います。設定内容については以下の項目になります。
- トピック:ウェビナーの名前を入力します。
- 説明(任意):登録ページに表示されるオプションのウェビナーの説明を入力します。
- 開催日時:ウェビナーの日時を選択します。
- 期間:ウェビナーのおおよその所要時間を選択します。
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タイムゾーン:デフォルトではプロフィールで設定したタイムゾーンが使用されます。変更する場合はドロップダウンを選択し、別のタイムゾーンを設定可能です。
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定期的なウェビナー:ウェビナーを定期開催する場合にチェックマークを入れます。この場合、同一のミーティングIDを各セッションで使用します。この項目を選択すると、繰り返しに関するオプションが追加で開きます。
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頻度:ウェビナーの繰り返し頻度を選択します。毎日、毎週、毎月、または固定時刻なし。50回を超えて開催する必要がある場合は、[固定時刻なし]オプションを使用します。
固定時刻なしのウェビナーの場合、登録オプションを利用することはできません。
ウェビナー繰り返しの頻度により、追加の設定を行います。一定回数のイベントが発生した後に終了するように設定することも、定期的なウェビナーを特定の日付に終了するように設定することもできます。
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頻度:ウェビナーの繰り返し頻度を選択します。毎日、毎週、毎月、または固定時刻なし。50回を超えて開催する必要がある場合は、[固定時刻なし]オプションを使用します。
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定期的なウェビナー:ウェビナーを定期開催する場合にチェックマークを入れます。この場合、同一のミーティングIDを各セッションで使用します。この項目を選択すると、繰り返しに関するオプションが追加で開きます。
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登録:ウェビナーへの登録を要求する場合は[必須]にチェックを入れます。定期的なウェビナーにて登録を要求する場合、次のいずれかのオプションを指定します。
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一度の登録で全ての定期的なウェビナーに出席可能にする
登録者はすべての定期的なウェビナーに参加できます。ウェビナーのすべての日時がリストされ、登録者はすべての定期的なウェビナーに登録されます。
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出席する定期的なウェビナーごとに登録を必要とする
登録者は、参加するウェビナーごとに個別に登録する必要があります。登録者ページで選択できる日時は1つだけです。
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一度の登録で出席する定期的なウェビナーを一つ以上選択可能にする
登録者は1回登録し、出席する1つ以上のウェビナーを選択できます。参加者側は参加したい日時を選択し、その日時のウェビナーにのみ登録されます。複数日の指定が可能です。
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一度の登録で全ての定期的なウェビナーに出席可能にする
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認証:以下のオプションを指定可能です。
- パネリストに参加時に認証を行うことを求める
- 出席者に参加時に認証を行うことを求める
- パスコード:ウェビナーパスコードのを設定が可能です。参加者はウェビナーに参加する前に、登録確認メールに記載されたパスコードを入力する必要があります。
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ビデオ:ホストとパネリストに対し参加時のビデオオン/オフを設定します。
- ホスト:ウェビナー参加時に、ホストビデオのオン/オフを選択します。ウェビナー開始時にオフとした場合でも、ビデオをオンにすることができます。
- パネリスト:ウェビナー参加時に、参加者ビデオのオン/オフを選択します。ウェビナー開始時にオフとした場合、ホスト側で許可しない限りパネリストはビデオをオンにできなくなります。
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オーディオ:どのオーディオを使用するか設定します。
- 電話:電話回線を使用し音声参加(アカウントで有効になっている場合)
- コンピュータオーディオ:PCやPCに接続されている音声デバイスを使用
- 両方:電話とコンピュータオーディオのいずれも選択可能
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オプション:以下の詳細項目を設定可能です。
- Q&A:ウェビナーで質問と回答のパネルを使用します。
- 練習セッションを有効にする:練習セッションでのウェビナー開始を有効にします。
- 画面共有ビデオ用にHDビデオを有効にする
- ウェビナーを自動的にレコーディングする:ウェビナーの自動録画が開始されます。ホストのローカルPCでの録画、またZoomクラウド上での録画のいずれかを指定します。
- 出席者レポートにメールアドレスを含める
- 特定の国/地域からのユーザのエントリを承認またはブロックする:特定の国、地域からの参加に対し許可、もしくはブロック設定が可能です。
- デフォルトでは、出席者は全てのユーザーとチャットできます。:出席者がチャット可能な範囲を指定します。全員、もしくはホスト/パネリスト向けのいずれかを選択します。
- 代替ホスト:アカウント内のライセンスユーザーのメールアドレスを入力することで、もともとのホストが不在の場合でも、代替ホストとして設定されたユーザーにてウェビナーが開始できるようになります。
- 通訳:ウェビナーにおける言語通訳、手話通訳を有効にします。通訳を行うユーザーのメールアドレスと言語を指定しますが、ウェビナー中に割り当てを行うことも可能です。
- 上記の設定が完了したら[スケジュール]を選択し、ウェビナー設定を保存します。
- [招待状]、[メール設定]、[ブランディング]、[投票/クイズ]、[アンケート]、[Q&A]、[字幕]といった各設定タブが表示されますので、適宜設定の追加を行います。
- テンプレートに適用する設定を変更して保存します。
今回は以下画像のように[投票/クイズ]の設定をテンプレートに追加します。
- 画面左側の[詳細]タブを下にスクロールし、[テンプレートとして保存]を選択します。
- テンプレート名を指定し、[テンプレートとして保存]をクリックします。
ウェビナーテンプレートの使い方
ウェビナーのテンプレートを作成後、そのテンプレートを元に全ての設定を含む新しいウェビナーをスケジュールできます。
注:新しいウェビナーに日付等の情報は含まれておりません。
- Zoom Webポータルにサインインします。
- ウェビナーを選択します。
- [ウェビナーをスケジュールする]を選択します。
- [テンプレートを使用]メニューから、以前に保存したテンプレートを選択します。
テンプレートの基本設定および詳細設定が、新しく作成されたウェビナーにコピーされます。 - 必要に応じてウェビナーの名前や説明、またウェビナーの日付や時刻設定、定期的なウェビナーにおける頻度の設定を変更します。
- 他の設定を変更し、[スケジュール]をクリックします。
テンプレートにて設定した[投票/クイズ]の設定が反映されています。
この記事は「Creating personal webinar templates」を元に作成されました。
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