待機室

2024年01月30日 05:04
更新

概要

待機室では、参加者がミーティングに参加するタイミングをホスト側でコントロールできます。主催者は、参加者を一人ずつ入室することを許可するか、待機室に入れた参加者の全員を一度入室させることもできます。ミーティングに参加する際に、すべての参加者を待機室に入らせることもできますし、Zoomにサインイン済みのアカウントや特定のドメインの参加者を待機室に入れないようにすることもできます。

待機室を有効にしてミーティングに参加すると、参加者には以下のような画面が表示されます。

また、待機室のタイトル、説明文、画面を自社のロゴやでカスタマイズすることもできます。

この記事の内容：

待機室を有効にする
待機室のオプション
待機室のカスタマイズ
待機室の利用

前提条件

待機室の利用

Zoomデスクトップクライアント
- Window：グローバル最低バージョン以上
- macOS：グローバル最低バージョン以上
- Linux：グローバル最低バージョン以上
Zoomモバイルアプリ
- Android：グローバル最低バージョン以上
- iOS：グローバル最低バージョン以上

待機室のカスタマイズ

ライセンス済みのユーザー

制限事項

ウェビナーは待機室をサポートしていません。ウェビナーの実践セッションを使用してください。
インスタントミーティングおよびZoomミーティングに昇格したZoom Phoneコールでは、デフォルトで待機室が無効になっています。これらのミーティングで待機室を有効にするには、ミーティングコントロールの [セキュリティ] タブを使用して変更することが可能です。

待機室を有効にする

予定されているミーティングのために待機室を有効にすることができます。

アカウントレベルで設定

アカウントのすべてのユーザーに対して待機室を有効にするには、以下の手順に従います。

アカウントオーナーまたは管理者権限のあるユーザーとして Zoom Web ポータルにサインインします。
ナビゲーションメニューで、[アカウント管理] をクリックし、[アカウント設定] をクリックします。
[セキュリティ] セクションで、[待機室] 機能が有効になっていることを確認します。
Note： 設定が無効になっている場合は、ステータストグルをクリックして有効にします。確認メッセージが表示されたら、[オンにする] を選択して変更します。
[Edit Options] をクリックして、待機室のオプションを指定します。
（オプション) 自分のアカウントですべてのユーザーに対してこの設定を必須にしたい場合は、鍵型アイコンをクリックし、[ロック] をクリックして設定を確認します。

特定のグループレベルで設定

特定のグループのすべてのメンバーに対して待機室を有効にするには、次の手順に従います。

アカウントオーナーまたは管理者権限のあるユーザーとして Zoom Web ポータルにサインインします。
ナビゲーションメニューで、[アカウント管理] をクリックし、[グループ管理] をクリックします。
該当グループのグループ名をクリックし、[ミーティング]タブを選択します。
[セキュリティ] セクションで、[待機室] 機能が有効になっていることを確認します。

Note：設定が無効になっている場合は、ステータストグルをクリックして有効にします。確認メッセージが表示されたら、[オンにする] を選択して変更します。
[Edit Options] をクリックして、待機室のオプションを指定します。

(オプション) アカウントのすべてのユーザーにこの設定を必須にする場合は、ロックアイコンをクリックし、[ロック] を選択して設定を実施します。

自分のミーティングの待機室を有効にする

待機室を自分用に有効にするには、次の手順に従います。

Zoom ウェブポータルにサインインします。
ナビゲーションメニューで、[設定] をクリックします。
[セキュリティ] セクションで、[待機室] 機能が有効になっていることを確認します。

Note：設定が無効になっている場合は、ステータストグルをクリックして有効にします。確認メッセージが表示されたら、[オンにする] を選択して変更します。
オプションがグレー表示されている場合は、グループまたはアカウントレベルでロックされているため、Zoom 管理者に連絡する必要があります。
[Edit Options] をクリックして、待機室のオプションを指定します。

ミーティングごとに待機室を有効にする

Zoomアカウントにログインし、[マイミーティング] に移動します。
ミーティングのトピックをクリックして編集するか、[新しいミーティングをスケジュールする]をクリックします。
セキュリティオプションにある[待機室] にチェックを入れます。
[保存] をクリックします。

パーソナルミーティングIDの待機室を有効にする

Zoomアカウントにログインし、[マイミーティング] に移動します。
[パーソナルミーティングルーム] タブ、[編集]の順にクリックします。
セキュリティオプションで、[待機室]にチェックを入れます。
[保存] をクリックします。

待機室オプション

Who should go in the waiting room?

全員：ミーティングに参加するすべての参加者が待機室に入室させることができます。
アカウントにいないユーザー： Zoomアカウントテナントに登録されていない、またはサインインされていない参加者のみが待機室に入室させます。サインインしていない場合は、サインインするオプションが表示されます。
Users who are not in your account and not part of the allowed domain:アカウント配下にあるユーザー、またはお客様が事前に許可したドメインでZoomアカウントにサインインしているユーザーは、待機室をスキップしてミーティングに参加することができます。このオプションを選択したら、複数のドメインをカンマで区切ってドメインを入力します。
Users invited during the meeting by the host or co-hosts will bypass the waiting room：ホストまたは共同ホストがミーティング中に招待したユーザーは、待機室を通らずにミーティングに参加できます。この設定は、ミーティング中にZoomを介して直接招待されたユーザー、または電話で招待されたユーザーに適用されます。

注：この設定は、Zoom RoomやRoomシステムを招待する場合には適用されません。招待されたRoomは常に待機室に配置されます。

Who can admit participants from the waiting room?

注： 「アカウントにいないユーザー」、または「Users who are not in your account and not part of the allowed domains」が選択されている場合、待機室にいる参加者の入室を許可することができる人を指定できます。

ホストと共同ホストのみ：ホストと共同ホストのみが待機室にいる参加者の入室を許可することができます。
ホスト、共同ホスト、待機室をバイパスした人（ホストと共同ホストが存在しない場合のみ）：待機室にいる参加者の入室を許可することができるのは、以下の方のみです。
- ホストまたは共同ホスト
- 待機室をバイパスしている参加者（ホストと共同ホストがミーティングにいない場合のみ他の参加者の入室を許可することができます）

待機室のカスタマイズ

待機室のタイトル、ロゴ、説明はアカウント、グループ、ユーザーレベルでカスタマイズすることができます。

注：カスタマイズを行うには、「待機室」を有効にする必要があります。

待機室を有効にした後、「Customize Waiting Room」をクリックします。
これにより、待機室のカスタマイズオプションが開きます。
- タイトル：「ミーティングのホストが間もなくミーティングへの参加を許可します。もうしばらくお待ちください。」の横にある鉛筆をクリックしてタイトルの内容を編集することができます。完了したら✔をクリックして保存します。
  注：タイトルは64文字までです。
- ロゴ：鉛筆のアイコンをクリックして、ロゴをアップロードしてください。
  注：ロゴはGIF、JPG、PNGのいずれかの形式でアップロードできます。1MB以上の画像ファイルは処理できません。高さと幅の最小値は60px、最大値は400pxです。
- 説明：「待機室の説明を追加します」をクリックして、待機室に説明を追加します。完了したら、✓をクリックします。
  注：説明文は400文字以内に制限されています。
完了したら、「閉じる」をクリックします。
参加者がミーティングに参加すると、あなたのカスタム待機室のブランディングが表示されます。

待機室の利用

Windows｜Mac

ミーティング中の待合室の有効化または無効化

ミーティングのホストとして [参加者] をクリックします。
[…]をクリックし、[待機室を有効化]を選択して、この機能を有効または無効にします。

または、コントロールバーより[セキュリティ]タブを選択し[待機室を有効化]をクリックするとこの機能を有効または無効にすることができます。