「ZoomミーティングとZoom Roomsの違いを教えてください。」、「Zoom RoomsをZoomミーティングライセンスで構築できますか?」という質問が多く寄せられます。
ライセンスは、用途やご利用シーンに合わせてご選択いただく必要があります。
この記事では、以下の内容を説明します。
目次
- ZoomミーティングとZoom Roomsの比較表
- Zoom Roomsを選んだ方がよいケース、メリット
ZoomミーティングとZoom Roomsの比較表
Zoomミーティング | Zoom Rooms | |
用途 |
Web会議 |
TV会議 |
ライセンス所有者 |
個人 |
会議室、常設端末 |
必要デバイス |
|
など |
Zoom Roomsを選んだ方がよいケース、メリット
①Zoom Roomsは常設端末のためZoomミーティングの会議に比べて毎回PCをセットアップする手間が省ける
Zoomミーティングでは、以下の手順でミーティングを開始します。
PC、カメラ、マイク、スピーカーを準備して、Zoomにサインイン後、ミーティングIDを入力して、ミーティングを開始します。また、個人端末を占有します。
一方で、Zoom Roomsでは、上記デバイスが常設され、常時Zoomにサインインしていますので、すぐにミーティングを開始できます。個人のPCを占有されることなく、会議中、ご自身のPCをお使いいただけます。
②有償、無償のライセンス保有者、ライセンス未保有者問わず誰でも利用ができる
Zoom Roomsは会議室に紐づくライセンスのため、誰でも利用可能です。
Zoomミーティングの場合には、ライセンスが個人に紐づくため、ライセンスを持っていない人は、ミーティングを主催できません。また、ライセンスの共用利用が認められておりません。
③Zoom Roomsの開始と終了は、タッチパネル操作でかんたん
Zoom Roomsは、タブレット(コントローラー)を使って操作します。簡単なインターフェースで、どんな技術レベルの方でも、直観的にMTGを開始できます。
④PCをTV会議専用の端末として使用するので常に安定して使用出来る
ビデオ会議の品質はCPU、メモリ、HDD容量などに依存します。個人のPCよりも専用のPCの方が安定した利用が可能です。
⑤専用のカメラ、マイク、スピーカによって満足度が高いミーティングを実現可能
PCのカメラ、マイク、スピーカは操作者1名の場合には十分です。
しかし、複数名の参加が一か所に集まって、ミーティングに参加する場合、「画角が狭く、全員が映らない。」、「スピーカの音が小さく聞こえない。」、「参加者全員の発言をマイクが拾わない。」などの支障が出てきます。
上記の他、Zoom Roomsの場合にはミーティング実施可否によらず、ワイヤレスで画面共有できたり、使っていない時間帯はデジタルサイネージとしてご利用頂けます。