概要
管理者は、Zoomのデバイス管理(ZDM)に登録されたデバイスに対して、WebからWindowsの更新を割り当てることができます。事前にデバイスの利用時間を設定しておくと、割り当てられたデバイスは利用時間外にパッチのインストールがスケジュールされます。また、どの更新を割り当てるかは管理者が選択することができ、更新を無視することもできます。その他、デバイスの電源を入れた際に、アクティベーションコードや管理者のメールアドレスを利用することなくZoomRoomsに自動でサインインすることも可能です。
前提条件
- Zoom Roomsライセンス
- アカウントオーナー、管理者、Zoom Rooms管理者権限のいずれか
- Windows10 Pro、Enterprise、Educationのいずれか
バージョン1703以降のWindows10デバイスの登録
- Zoom Web ポータルにサインインし、[ルーム管理]>[デバイス管理]を開きます。
- [Windows]>[Manual Enrollment]の順に開き、6桁のアクセスコードを確認します。
- ZDMに登録したいデバイスのEdge、Internet Explore、Firefox、Chromeのいずれかでブラウザで「https://zdm.zoom.us/win 」にアクセスします。
- 表示された画面に、手順2で確認した6桁のアクセスコードを入力します。
- 画面上に表示された指示に従って操作し、登録を完了させます。
バージョン1607以降のWindows10デバイスの登録
- Zoom Web ポータルにサインインし、[ルーム管理]>[デバイス管理]を開きます。
- [Windows]>[Manual Enrollment]の順に開き、6桁のアクセスコードを確認します。
- ZDMに登録したいデバイスのEdge、Internet Explore、Firefox、Chromeのいずれかでブラウザで「https://zdm.zoom.us/win?ver=1607」 にアクセスします。
- 表示された画面に、手順2で確認した6桁のアクセスコードを入力し、登録を行います。
- ポップアップダイアログに「zdm@zoom.us」を入力し、[次へ]をクリックします。
- ZDMのサーバーURLの入力欄に「https://zdm.zoom.us/microsoft/discovery」入力し、[次へ]をクリックすると数分以内にデバイスの登録が完了します。
プロビジョニングパッケージを利用した登録
共通. プロビジョニングパッケージをダウンロードする。
- Zoom Web ポータルにサインインし、[ルーム管理]>[デバイス管理]を開きます。
- [Windows]>[Manual Enrollment]を開き、ダウンロードリンクからプロビジョニングパッケージ(Zoom.ppkg)をダウンロードします。
A.Windowsイメージファイルにプロビジョニングパッケージを統合する
- Windowsのシステムインストールイメージファイルに、Zoomプロビジョニングパッケージを含むように変更します。インストールイメージファイルの変更方法はMicrosoft社が公開しているこちらの記事をご確認ください。
- 変更したイメージファイルをZoomRooms用のデバイスに保存し、適用します。
B.プロビジョニングパッケージを手動でインストールする。
- プロビジョニングパッケージを目的のデバイス上に保存します。
- ファイルをダブルクリックし、インストールを実行します。画面上の指示に従い、操作を行います。
AまたはBの方法でプロビジョニングパッケージの適用を完了させます。
- Windowsボタンをクリックし、[設定]>[アカウント]>[職場または学校へアクセスする]を開きます。
- 「Zoom Rooms MDMに接続済」というメッセージが表示されていることを確認します。
- [情報]ボタンをクリックし管理情報を確認します。デバイスを手動で同期する必要がある場合には[同期]をクリックします。
- 登録済みのデバイスでZoomRoomsの起動とサインインをし、データが同期されるまで待ちます。
- 同期が完了するとZoom Webポータル上に登録したデバイスが表示されます。
こちらの記事は「Getting Started with ZDM for Windows」を元に作成されました。