概要
関連ドメインを使用すると、組織のメールドメインを使ったユーザーアカウントを、組織のテナント外で使わせないようにしたり、組織のテナントに所属するよう誘導することができます。この記事では、関連ドメインの設定による利用者への見え方の違いついて説明します。
この記事の内容:
- 関連ドメインがない場合
- 関連ドメインのオプションを使用していない場合
- 関連ドメインで「同じドメインのユーザーを管理」を使用している場合
- 関連ドメインで「同じドメインを持つこのアカウントへの統合を許可」を使用している場合
関連ドメインがない場合
何も制約が無い状態です。組織のメールアドレスを使って、利用者自身がサインアップし、個人でライセンス契約を行うこともできます。組織のテナントに招待することもできますが、利用者は招待を受け入れずに、現在のアカウントを維持することができます。また、組織のテナントに入った後、利用者自身でテナントから抜ける事も可能です。
組織テナントへの招待メール
サインイン後、利用者自身でテナントから切断する
Zoom Webポータル>[アカウントプロフィール]
関連ドメインのオプションを使用していない場合
関連ドメインが「認証済み」になっていても、オプションを使用していない場合は、関連ドメインがない場合と動作は変わりません。組織のテナントに招待することはできますが、利用者は招待を受けず、現在のテナントを維持することができます。また、組織のテナントに入った後、利用者自身でテナントから抜ける事も可能です。
関連ドメイン設定
関連ドメインで「同じドメインのユーザーを管理」を使用している場合
関連ドメインで「同じドメインのユーザーを管理」のみにチェック、または、「同じドメインのユーザーを管理」と「同じドメインを持つユーザーのZoomに対してサインアップを許可」にチェックを付けていると、ユーザーは次回サインインする時に、別のメールアドレスを使うよう促すプロンプトが表示されます。3回まではスキップすることができますが、それ以降は別ドメインのメールアドレスに変更しない限り、サインインすることが出来なくなります。
関連ドメイン設定
サインイン時の画面 (Zoom Webポータル)
初回サインイン~3回目まで
4回目以降
サインイン時の画面 (デスクトップアプリ)
初回サインイン~3回目まで
Note: 「詳細を見て選択」をクリックするとZoom Webポータルの画面に遷移します。
4回目以降
Note: 「詳細を見て選択」をクリックするとZoom Webポータルの画面に遷移します。
関連ドメインで「同じドメインを持つユーザーのこのアカウントへの統合を許可」を使用している場合
関連ドメインで「同じドメインを持つユーザーのこのアカウントへの統合を許可」にチェックを付けていると、ユーザーは、次回サインインする時に、別のメールアドレスを使うか、組織のテナントに入ることを促すプロンプトが表示されます。3回まではスキップすることができますが、それ以降はメールアドレス変更か、統合かを選択しない限り、サインインすることが出来なくなります。
関連ドメイン設定
サインイン時の画面 (Zoom Webポータル)
初回サインイン~3回目まで
4回目以降
サインイン画面 (デスクトップアプリ)
初回サインイン~3回目まで
Note: 「詳細を見て選択」をクリックするとZoom Webポータルの画面に遷移します。
4回目以降
Note: 「詳細を見て選択」をクリックするとZoom Webポータルの画面に遷移します。
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