概要
Zoomでは、業務の流れを簡単にするために、多くのサードパーティベンダーと統合する手段を提供しています。統合するサービスによって「アプリマーケットプレイス」、Zoomウェブポータルの「統合」ページ、あるいは追加のプラグイン・拡張として提供されています。
ダウンロード可能なプラグインとして、Microsoft Outlookプラグイン、GoogleカレンダーでスケジューリングするためのChrome拡張機能ならびにFirefoxアドオン、Skype for Business (Lync) プラグインを提供しています。また、Office365の管理ポータルからインストール可能な、Outlook Webアドオンも提供しています。
Zoomは、SAML 2.0に準拠したIDプロバイダーとのシングルサインオンを構成することができます。詳細はこちらを確認してください。
アプリマーケットプレイスの Rest API、Desktop SDK もしくはMobileRTC™ スタックを使うことで、あなた自身の統合アプリケーションを開発することもできます。
前提条件
- Zoomアカウント - クレジットカードが登録済みの無料アカウント、あるいはPro,、APIパートナー、ビジネス、教育アカウント
Note: いくつかの統合では、前提条件が追加になることがあります。詳細は各サードパーティベンダーのドキュメントを確認してください。
基本的な説明
Zoom Webポータルから構成する場合、Zoom Webポータルの「統合」ページに移動して統合を構成します。
Note: 多くの統合はアプリマーケットプレイスに移行しています。現在「統合」ページで提供されているサービスは、以前から利用していたアカウント向けに残されています。「アプリマーケットプレイス」「統合」のどちらでも利用可能な場合は、アプリマーケットプレイスを使うことをお勧めします。
- Googleカレンダー - ミーティングをスケジューリングする時に、Googleカレンダーを表示するかどうかを設定できます。オフになっている場合、選択肢として表示されません。G Suite用のアドオンも別途提供しています。
無効にした場合の表示 - Googleドライブ、Dropbox、Box、Microsoft OneDrive、Microsoft SharePoint - 各サービスに格納されたファイルを共有すること許可するかどうかを設定できます。オフになっている場合、ファイル共有するオプションとして表示されなくなります。
全て有効の場合(チャットの添付ファイル)
一部無効の場合 (チャットの添付ファイル)
全て有効の場合 (画面共有)
一部無効の場合 (画面共有) - Eloqua - Eloqua統合を使用すると、Eloquaキャンペーンの一部として、ウェビナー登録者を登録することができます。詳細はこちらを参照してください。
- Epic - Epic統合を使用すると、tele-healthビデオセッションを開始するEpicアポイント内に、Zoomミーティングのリンクを追加することができます。詳細はこちらを参照してください。アプリマーケットプレイスでは、ベータ版のEpic統合が利用できます。より詳しくはこちら。
- Gmail - Gmailアドオンを使用すると、Gmailから新規ミーティングを開始したり、スケジューリングすることができます。詳細はこちらを参照してください。
- HipChat - HiptChat統合を使用すると、HipChat内でZoomミーティングを開始したり、スケジューリングしたり、予定されたミーティングを閲覧することができます。詳細はこちらを参照してください。
- HubSpot - Hubspot統合を使用すると、Hubspotを介してZoomウェビナー参加者を登録したり、Hubspotからカスタマイズした確認メールを送信することができます。初めてHubspot統合を使用する場合、アプリマーケットプレイスで設定が必要になります。
- InfusionSoft - InfusionSoft統合を使用すると、InfusionSoftのランディングページから、Zoomウェビナーの参加者を登録したり、InfusionSoftからカスタマイズした確認メールを送信することができます。初めてInfusionSoft統合を使用する場合、アプリマーケットプレイスで設定が必要になります。
- Kaltura - Kaltura統合を使用すると、ミーティング終了後に、クラウド録画をKalturaに自動アップロードできます。初めてKaltura統合を使用する場合、アプリマーケットプレイスで設定が必要になります。
- LTI - LTI統合を使用すると、LTI v1.1.1 プロバイダーとZoomを構成し、あなたのコースにミーティング情報を簡単に共有することができます。初めてLTI統合を使用する場合、アプリマーケットプレイスで設定が必要になります。
- LTI Canvas - LTI Canvas統合を使用すると、Canvasからミーティングを開始したり、参加することができます。初めて Canvas統合を使用する場合、アプリマーケットプレイスで設定が必要になります。
- LTI D2L - BrightSpace (D2L)統合を使用すると、 BrightSpaceからミーティングを開始したり参加することができます。また、コースカレンダーにミーティングを追加することもできます。BrightSpaceからクラウド録画を閲覧・共有することもできます。初めて D2L統合を使用する場合、アプリマーケットプレイスで設定が必要になります。
- LTI Moodle - Moodle統合を使用すると、Moodleからミーティングを開始できます。初めてMoodle統合を使用する場合、アプリマーケットプレイスで設定が必要になります。
- Marketo - Marketo統合を使用すると、Zoomウェビナーの参加者からMarketリードを生成できます。またMarket上でキャプチャーした情報を、Zoomウェビナーにプッシュ通知することもできます。詳細はこちらを参照してください。
- Microsoft Teams - Microsoft Teams統合を使用するとボットコマンドを通して、ミーティングを開始、参加してりスケジューリングすることができます。初めてMicrosoft Teams統合を使用する場合、アプリマーケットプレイスで設定が必要になります。
- Ontraport - ONTRAPORT統合を使用すると、ONTRAPORTスマートフォームからZoomウェビナー参加者を登録することができます。また、Ontraportから参加者をフォローアップできます。より詳しくはこちらを参照してください。
- Office 365 - Office365アドインを使用すると、Office365の予定表内で、ミーティングをスケジューリングしたり、予定を変更できます。より詳しくはこちらを参照してください。
- Panopto - Panopto統合を使用すると、ミーティング終了後、Panoptoにクラウド録画を自動アップロードできます。より詳しくはこちらを参照してください。
- Salesforce - Salesforce統合を使用すると、Salesforce内のリードから、ミーティングを開始したり、スケジューリングすることができます。より詳しくはこちらを参照してください。
- Salesforce Pardot - Salesforce Pardot統合を使用すると、ウェビナー登録者を自動的にPardotに追加できます。初めてPardot統合を使用する場合、アプリマーケットプレイスで設定が必要になります。
- Slack (Legacy) - Slack Appのリリース前にSlack統合を使用していた場合にのみ、このオプションが表示されます。Legacy Slack統合は、スラッシュコマンドを使ってミーティングを開始、スケジューリングしたり参加することができます。Slack Appへアップグレードすることを推奨します。より詳しくはこちらを参照してください。
- Slack App - Slack app を使用すると、Slackチャンネル内で、ミーティングを開始、スケジューリングしたり、参加することができます。クラウド録画を使用している場合、録画リンクがチャンネルに共有されます。初めてSlack統合を使用する場合、アプリマーケットプレイスで設定が必要になります。
- Zapier - Zapier統合を使用すると、Zoomで何か発生した時に、他アプリへのアクションをトリガーすることができます。また、他アプリで何か起きた時に、Zoom内でアクションを起動することもできます。Zoomと直接統合できないサービスでも、Zapierで統合することができます。詳細はこちらを参照してください。
- Zendesk - Zendesk統合を使用すると、Zendeskエージェントは、Zendesk内からミーティングを開始、スケジューリングすることができます。ミーティング終了後、社内メモにクラウド録画のリンクを追加することができます。より詳しくはこちらを参照してください。アプリマーケットプレイスでは、Zendeskボットが利用可能です。ZenDeskサポートチケットのアクティビティを通知することができます。ボットの詳細はこちらを参照してください。
- Workplace - Workpace by Facebook向けのZoomボット統合を使用すると、ミーティングを開始、スケジューリングしたり参加することができます。初めてWorkplace統合を使用する場合、アプリマーケットプレイスで設定が必要になります。
この記事は「Getting Started with Integrations」を元に作成しました。