概要
各Zoom API のエンドポイントは、Zoom APIリファレンス内に、テスト用のウィジェットが用意されています。このツールは、APIの機能やレスポンスを理解するために、ドキュメントとテストツールを切り替えずに、簡単にテストする手段を提供することを目的としています。
この記事では、OAuth 2.0を使ってテストツールを動かす方法を紹介します。
この記事の内容:
前提条件
- 「役割の管理」でデベロッパー向けZoomの権限を付与したユーザーアカウント
OAuthアプリを登録する
- アプリマーケットプレイスへアクセスし、サインインします。
- アプリ登録画面へ移動し「Build App」をクリックします。
- 「OAuth」を選択し「Create」をクリックします。
- アプリ名を入力し、用途に応じて「Account-level app」「User-managed app」選択します。アプリマーケットプレイスに公開する予定がなければ、「Wouldyou like to publish」を無効にします。
- 「Create」をクリックします。
- 登録したアプリのApp Credentialsが表示されます。「Client ID」「Client Secret」がAPI呼び出しに必要となる値です。
- 「Redirect URL for OAuth」「Whitelist URL」に有効なURLを記載し、「Continue」をクリックします。
Note: 特に用意していない場合 "https://marketplace.zoom.us/docs/oauth/callback/success" を入力することで動作確認することができます。 - 「Information」にアプリケーションの説明を記載します。以下は必須項目です。
- Basic Information:「Company Name」
- Developer Contact Information:「Name」「Email Address」
- 必要に応じて「Event subscription」を有効にします。詳細はこちら
- 「Scope」でアプリケーションに許可するリソースの範囲を指定します。詳細はこちら
- 「Activation」で「Install」をクリックします。
アプリに許可するScopeを決定する
API-Referenceの各APIに必要な権限の説明があります。これはアプリで必要となる「Scope」を決定するのに役立ちます。
- APIリファレンスのページへ移動します
- 使用するAPIのページへ移動します。
- Scopes:の値を確認します。(以下は、List Users の例)
テストリクエストを送信する
API-Referenceから各APIのテストリクエストを送信できます。
- APIリファレンスのページへ移動します
- 使用するAPIのページへ移動します。
- 下にスクロールし「Send a Test Request」まで移動します。
- 「Get Access Token」をクリックします。
- 「OAuthアプリを登録する」で入手した「Client ID」「Client Secret」を入力し、「Get Access Token」をクリックします。
- アクセストークンが取得できます。
- 必要なパラメータをセットして、「Send」をクリックするとリクエストが送信できます。