概要
ミーティングの安全性を確保するためのミーティング中セキュリティ機能の一環として、ホストはミーティング中に参加者を報告することができます。ホストは、報告する参加者および報告する理由を選択して、必要に応じてファイルを添付します。この報告は、自動的に Zoom Trust and Safety チームに送信され、プラットフォームの不正使用を評価し、必要に応じてユーザーをブロックします。
この記事では、以下の内容について説明します。
前提条件
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Zoomデスクトップクライアント
Windows:5.4.2 (58740.1105)以上
macOS:5.4.2 (58740.1105) 以上
Linux:5.4.2 (58740.1105) 以上 -
Zoomモバイルアプリ
Android:5.4.2 (524)以上
iOS:5.4.1 (58706.1028)以上 -
ミーティングのホストまたは共同ホストであること
報告機能を有効にする
本機能はデフォルトで有効になっています。アカウントで無効にしている場合、または無効にしたい場合は、以下の手順に従って変更を行ってください。
アカウント
アカウント内の全ユーザーに対して報告機能を有効にするには、以下の手順に従います。
- アカウント設定を編集する権限を持つ管理者として、Zoomウェブポータルにサインインします。
- ナビゲーションパネルで、[アカウント管理]、[アカウント設定]の順にクリックします。
- ミーティング(詳細)設定で参加者を[Zoomに報告]が有効であることを確認します。
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設定が無効の場合、切り替えて有効にします。認証ダイアログが表示されたら、[有効にする] をクリックして、変更を実施します。
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(オプション)アカウントのすべてのユーザーにこの設定を必須にするには、鍵型アイコンをクリックし、[ロックする] をクリックして設定を確認します。
グループ
ユーザーグループの報告機能を有効にするには、以下の手順に従います。
- グループを編集する権限を持つ管理者として、Zoomポータルにサインインします。
- ナビゲーションパネルで、[ユーザー管理]、次に[グループ管理]をクリックします。
- リストで該当するグループ名をクリックして、[設定]タブをクリックします。
- ミーティング(詳細)設定で参加者を[Zoomに報告]が有効であることを確認します。
- 設定が無効の場合、切り替えて有効にします。確認ダイアログが表示されたら、[有効にする]を選択して、変更を実施します。
Note:オプションがグレー表示の場合は、アカウントレベルでロックされていますので、アカウントレベルで変更する必要があります。 - (オプション)グループのすべてのユーザーにこの設定を必須にするには、鍵型アイコンをクリックし、[ロックする]をクリックして設定を確認します。
ユーザー
報告機能を自分用に有効にするには、以下の手順に従います。
- Zoomポータルにサインインします。
- ナビゲーションパネルで、[設定]をクリックします。
- ミーティング(詳細)設定で参加者を[Zoomに報告]が有効であることを確認します。
- 設定が無効の場合、切り替えて有効にします。認証ダイアログが表示されたら、[有効にする] をクリックして、変更を確認します。
Note:このオプションがグレー色で表示されている場合、オプションはグループまたはアカウントレベルのいずれかでロックされています。Zoom管理者にお問い合わせください。
ミーティング中に参加者を報告する
ミーティング中に、不適切な行為をした参加者を報告することができます。
Windows /Mac
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ミーティングのホストとして、[参加者]アイコン をクリックします。
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参加者メニューが表示され、報告する参加者の名前の横にある[詳細]、[報告]の順にクリックします
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告発ボックスが表示されます。こちらで報告するユーザーおよび理由を選択して、[送信]をクリックします。
(オプション) [誰を告発しますか]でユーザーを追加して報告することができます
(オプション) [デスクトップのスクリーンショットを含めてください]をチェックして、デスクトップの現在のスクリーンショットを追加します。 -
[送信] をクリックします。
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報告が正常に提出されたという通知が表示されます。
過去に開催したミーティングやウェビナーへの参加者を報告する
自分が主催した過去のミーティングやウェビナーの参加者を報告することができます。
- Zoomポータルサイトにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[ミーティング]または[ウェビナー]をクリックします。
- [過去のミーティング]または[過去のウェビナー]タブをクリックします。
- ミーティングまたはウェビナーにカーソルを合わせ、[Report to Zoom] をクリックします。
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ミーティングまたはウェビナーが複数のセッションで構成されている場合は、セッションの横にある「Report this Session」をクリックします。
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ドロップダウンメニューをクリックして報告する参加者を選択し、[Report]をクリックします。
Note:ミーティングやウェビナーの参加者が他に1人しかいない場合は、このオプションは表示されません。
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参加者を報告する理由をチェックします。
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[送信]をクリックします。
保留中、確認済み、完了したレポートの表示
- Zoomポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[アカウント管理]、[レポート]の順にクリックします。
- [ユーザー活動レポート]タブをクリックします。
- [Reported Participants]をクリックします。
- これらのタブのいずれかをクリックして、報告状況を確認することができます。
- [Wait for My Confirmation] 確認待ちのレポートで、まだ Zoom に送信されていないもの
- [Confirm] をクリックして報告を送信します。
- [Confirmed]レポートは Zoom に提出されましたが、クローズされたり解決されたりしていません。
この記事は、Reporting a participant for inappropriate behaviorを日本のユーザー様向けにアレンジして翻訳しております。