概要
複数の契約をまとめたい場合など、別のZoomアカウントにいる既存ユーザーを招待して移行することがあります。この記事では、元いたアカウントから引き継げる情報と、引き継げない情報について説明します。
元のアカウントから引き継げるもの
元のアカウントから引き継げる情報は下記の通りです。
- ミーティング予約 ※1
- ウェビナー予約 ※1 ※2
- PMI
- プロフィール情報
- サインインパスワード
- クラウドレコーディング
- IM履歴
- 連絡先
- ユーザー設定 ※3
※1:移行先または移行元でバニティURLを利用している場合、参加URLが変更されます。ミーティングIDは維持されます。移行後に招待状を再送するか、ミーティングIDとパスコードでの参加を周知する必要があります。
※2:予約情報は引き継ぐことが可能ですが、移行先のアカウントでウェビナーライセンスを付与されていない場合には、予約情報を閲覧することはできません。
※3:ユーザー自身で変更していない設定は、移行先のアカウント設定、グループ設定に合わせて変更されます。また、ユーザーが変更した設定でも、アカウント設定、グループ設定がロックされている場合にはその設定が反映されます。
元のアカウントから引き継げないもの
- レポート
- ダッシュボード情報
- 付与されていたライセンス
- 割り当てられていた役割
レポート、ダッシュボードの情報は移行元のアカウントに残ります。必要なレポートは移行前にダウンロードする必要があります。移行後にレポートが必要になった場合には、管理者がレポートにアクセスすることでダウンロードが可能です。
ライセンスや役割は、移行先のアカウントで再度割り当てをする必要があります。
この記事は「Managing users」の「Adding a new user」項目を元に作成されました。