概要
Zoom Phoneを使って電話をかけたり、受けたりした後は、通話の録音、通話にメンバーを追加、通話の転送などの通話中コントロールにアクセスできます。
注:
- Zoom PhoneにZoom Roomを追加した場合、Zoom Roomコントローラーで電話機能を使用する際に、これらの通話中コントロールにアクセスすることもできます。通話録音の開始を除くすべてのコントロールにアクセスできます。
- デスクトップクライアントでは、通話中コントロールの一部をキーボードショートカットで行うことができます。
前提条件
- Zoomデスクトップクライアント
- Windows: 4.4.52570.0415以上
- macOS: 4.4.52551.0414以上
- Linux: 3.0.285090.0826以上
- Zoomモバイルアプリ
- Android: 4.4.52504.0411以上
- iOS: 4.4.0 (52578.0415) 以上
- Zoom Roomsコントローラー
- Android: 4.6.0 (40654.1216) 以上
- iOS: 4.6.0(214.1214) 以上
- Zoom Phoneライセンス
通話中のコントロール
通話中、以下のコントロールを使用できます。これらのコントロールは、Windows、macOS、Android、iOSのいずれについても同じです。
注:
- Zoom Roomコントローラーで通話中コントロールにアクセスする場合は、通話録音の開始以外のすべてのコントロールにアクセスできます。
- デスクトップクライアントでは、キーボードのショートカットで一部の通話中コントロールを使用できます。
ミュート/ミュート解除:マイクをミュート、またはミュート解除します。
キーパッド:ダイヤルパッドを表示させ、通話中に数字を入力します。たとえば、ダイヤルパッドを使用すると、対話型の留守番電話のメッセージ再生中にオプションの利用や、内線番号の入力ができます。
オーディオ:オーディオ設定を開き、スピーカーやマイクの音量を変更します。
呼び出しの追加:ダイヤルパッドを表示して番号を入力し、別の通話者を呼び出します(三者間通話)。通話先ごとに個別で接続を行い、通話先として指定されていない通話者は保留になります。名前または数字をクリックまたはタップすると、通話先を切り替えます。
通話を統合して三者間通話を有効にするには、統合アイコンをクリックまたはタップして、統合する相手または番号を選択します。
保留/保留を解除:通話を保留にする、または再開します。 保留にすると、通話の相手に保留音が流れます。Zoomウェブポータルで保留音をカスタマイズできます。 通話の保留中、通話フリップを使用して、電話を別のデバイス(Zoomデスクトップクライアント、モバイルアプリ、固定電話)に切り替えることができます。
転送:電話を別の番号に転送します。電話をボイスメールに転送することもできます。
録音:通話の内容の録音を開始または停止します。通話が録音されることを知らせる音声プロンプトが流れる場合があります(音声プロンプトは管理者が無効にすることができます)。 管理者が通話の録音を無効にしている、または自動録音を有効にしている場合は、[録音]ボタンにアクセスできなくなります。 この場合も、既存の録音にはアクセスできます。 デスクトップクライアント、モバイルアプリ、またはウェブポータルを使用して、録音を再生および管理できます。
DTMFコードを利用して、録音を開始および停止することもできます。
以下のシナリオは通話の録音に影響を及ぼします:
- 通話を転送する場合、転送オプションを選択すると、録音が終了します。社外または社内の連絡先に転送する場合、適用されます。ウォーム転送を選択した場合は、録音を再開し、転送が完了する前の部分を録音できます。
- 録音を開始した後に通話を追加すると、最初の通話分だけ録音が継続されます。通話をマージして三者間通話を開始すると、録音が終了します。通話を統合した後、新しい通話録音を開始できます。
- 自動通話録音が有効になっている際に通話を追加すると、最初の通話分だけ録音が継続されます。Zoom Phoneは、自動的に追加された通話に対して新しい録音を開始します。 通話を統合すると、統合した分について新しい録音を継続します。
- 通話をZoom Meetingに昇格させると、通話の録音(臨時または自動)が終了します。
- 別のZoom Phoneユーザーが通話を引き継いだ場合、録音は終了します。通話を引き継ぐユーザーが自動録音を有効化している場合、別の新たな録音が開始されます。
ミーティング:Zoom Phoneの通話をZoom Meetingに切り替えます。
詳細:以下のコントロールにアクセスします。
- コールパーク: 他のユーザーが電話を受けられるように通話を保留します。
- ミーティングに招待:ミーティングの参加URLを入力し、通話先のユーザーをZoomミーティングに招待します。Outlookカレンダー、またはGoogleカレンダーが連携されている場合、カレンダーのZoomミーティングが含まれる予定から選択することができます。
- 最小化:通話中コントロールを最小化し、発信用の画面を表示します。
- キャリアへ切り替え(モバイルアプリでのみ利用可能):通話を携帯電話のキャリアに切り替えることができます。
- ルームへハンドオフ(モバイルアプリでのみ利用可能):通話をZoom Roomに引き渡します。
この記事は「Using in-call controls」を元に作成されました。