概要
Zoom Phoneの使用状況レポートでは、特定の期間のコールキューまたはZoom Phoneユーザーの使用状況データを表示します。最大10万件の通話記録をCSVファイルで出力することができます。これらのレポートのメール通知を購読することもできます。コールキューのより詳細な統計情報については、こちらをご確認ください。
注:ユ ーザーの電話使用状況レポートは、Zoom Phoneのユーザーパフォーマンスレポートとは別のものとなります。
目次
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前提条件
- ビジネスまたは教育機関向けアカウント
- アカウントオーナーまたは管理者権限
- Zoom Phoneライセンス
使用状況レポートの表示
- 管理者またはアカウント設定権限を持つユーザーで、Zoom Webポータルにサインインします。
- [アカウント管理]>[レポート] の順にクリックします。
- [使用状況レポート]をクリックします。
- [電話]をクリックします。
- [使用]タブをクリックします。
- [コールキュー別]または[ユーザー別]タブをクリックして、コールキューまたはZoom Phoneユーザー別にデータをフィルタリングします。
- ページ上部で期間を指定して、[検索]をクリックします。
注: 指定できる期間は最長1ヶ月です。 - 次のオプションを使用することで、データをフィルタリングできます。
-
[詳細]にて、名前または内線番号を入力した後、[フィルタ]をクリックし、特定のコールキューまたはZoom Phoneユーザーごとにデータを絞り込みます。
注: コールキューまたはZoom Phoneユーザーを検索する前に、正しいタブを選択していることを確認してください。
- 複数のサイトがある場合は、[サイト]のドロップダウンメニューをクリックして、サイト別に結果を絞り込むことができます。
-
グループのユーザーを管理する場合は、[プライマリーグループ]をクリックすると、グループ別に検索結果を絞り込むことができます。
-
[詳細]にて、名前または内線番号を入力した後、[フィルタ]をクリックし、特定のコールキューまたはZoom Phoneユーザーごとにデータを絞り込みます。
- [フィルタ]をクリックします。
- (オプション)[CSVファイルとしてエクスポート]をクリックすると、検索結果をCSVファイルとしてエクスポートします。
コールキューまたはユーザーセクションに、列と使用状況の統計が表示されます。
注:
分析データは指定した1ヶ月のみを対象とします。例えば、総通話時間の分析データは期間内の合計通話時間を指します。
アイテムの名前が変更されたり内線番号が更新された場合でも、その履歴の使用状況は引き続き表示されます。
コールキュー
各項目の説明です。
- 名前: コールキューの表示名
- 内線: コールキューの内線番号
-
分析データ: 以下の分析データが表示されます。
- 完了済み通話(着信): 不在着信を含む、コールキューが受けた着信の件数
- 放棄呼(着信): コールキューメンバーが応答する前によって切断されたコール
- オーバーフロー(着信): コールキューメンバーが応答していないすべての通話
- 平均待機時間(着信): コールキューのメンバーに接続されるまでの発信者の平均待ち時間
- 発信通話件数:コールキュー経由での発信件数
- サイト(複数のサイトがある場合にのみ表示されます): コールキューに関連付けられたサイト
Zoom Phoneユーザー
各項目の説明です。
注: 右上の歯車マークをクリックし、表示するデータを選択します。
- 名前: Zoom Phoneユーザーのプロフィール名とメールアドレス
- 内線: Zoom Phoneユーザーの内線番号
- 総通話数: 不在着信と転送通話を含め、発信・受信した通話の合計件数
- 完了済み通話: 不在着信を含め、Zoom Phoneユーザーが受信した通話の数
- 発信: Zoom Phoneユーザーが発信した通話数
- 着信: Zoom Phonユーザーが受信した着信の数(不在着信を含む)
- ボイスメールに転送済み: ユーザーのボイスメールに転送された通話の数。Zoom Phoneユーザーがアクセスできる共有ボイスメール受信ボックスに転送された通話は含まれません。
- 他のユーザーにより応答済み:別のユーザーによって応答された通話の数。
- 不在着信: 営業時間内の不在着信、またはボイスメールに転送された着信の数。
- 平均通話時間: 通話にかかった平均時間。
- 総通話時間: 通話にかかった合計時間。
- 総保留時間:通話が保留状態にされた合計時間。
- 総パーク時間:通話がパーク状態にされた合計時間。
- プライマリグループ(グループ毎にユーザー管理を行っている場合に表示されます):ユーザーが関連付けられたグループ
- サイト(複数のサイトがある場合にのみ表示されます):ユーザーが関連付けられたサイト
使用状況レポートを表示して料金を確認する
通話料金が請求されているかどうかを確認したい場合は、使用レポートを確認します。このレポートには、すべての通話記録が表示され、どの通話に料金が発生したかが分かります。
これを利用し、請求書に記載されている料金が正しいかどうかを確認できます。
- Zoom Webポータルにサインインします。
- [アカウント管理]>[レポート]の順にクリックします。
- [電話]をクリックします。
- [料金請求]タブをクリックします。
- [料金請求]タブで[通話]または[SMS/MMS]を選択します。
- ページ上部で期間を指定します。期間が請求サイクルと一致していることを確認します。
- [検索]をクリックします。
- [CSVにエクスポート]をクリックすると、データがCSVファイル形式でエクスポートされます。
以下のデータが表示されます。- 発信元: 発信者の電話番号またはSMS送信者の番号。
- 発信先: 通話やSMSメッセージを受信した電話番号。
- 通話タイプ: 両者の市外局番に基づいて、通話またはSMSが国内通話または国際通話のいずれかを表示。
- 開始時刻: 通話が接続された時刻。
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期間(分): 通話時間は最も近い分に切り上げられます。
注: 実際の通話時間が1分30秒の場合でも、2分として料金が計算されます。通話時間が1分を少しでも超えると、次の分として計算されます。 - 請求に使用する番号: 通話またはSMSの料金が発生した電話番号。
- レート: 1分あたりの通話に対して請求される料金のレートです。
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合計: 通話に対する合計請求金額。これはレートに期間(分)をかけたものです。
注: 通話時間は最も近い分に切り上げられます。実際の通話時間が1分30秒の場合でも、2分として料金が計算されます。通話時間が1分を少しでも超えると、次の分として計算されます。
- [合計]欄のすべての値の合計を計算します。
- 合計金額が請求書に記載されている値と一致していることを確認してください。
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