概要
バージョン5.8.6以降のWindows版、macOS版Zoomデスクトップクライアントは、ユーザーが選択した更新頻度に従って、更新を自動でダウンロードし、反映する機能が追加されました。更新頻度は[遅い]、または[速い]のいずれかを適用できます。デフォルトでは[遅い]に設定され、[遅い]に設定した場合にはより安定度の高いバージョンのみを自動アップデートでインストールします。[速い]に設定した場合には、常に最新バージョンを利用するようにアップデートします。
注意:管理者向けインストーラの設定や、Active DirectoryのGroup Policyの設定で、デスクトップクライアントのアップデート機能を無効化している場合には、自動更新を行うことはできません。
前提条件
- Zoomデスクトップクライアント
- Windows:バージョン5.8.6以降
- macOS:バージョン5.8.6以降
自動更新の設定
5.8.6以降のデスクトップクライアントをインストールした時、または、5.8.5以下のバージョンから5.8.6以上のバージョンへアップデートした時、ポップアップウィンドウが表示されます。[Zoomを自動的に最新状態に保ちます]のチェックボックスをクリックし、クライアントの自動更新機能の有効化、無効化の設定することができます。
自動更新機能を有効化した場合には、更新頻度の設定をすることができます。
- 遅い:デフォルトの設定値です。更新頻度が少なく、安定性の高いバージョンを利用できます。
- 速い:最新のバージョンがリリースされると、アップデートを実施します。
一度設定した自動更新設定は下記の手順で確認や変更が可能です。
- Zoomデスクトップクライアントへサインインします。
- プロフィール写真の下に表示される歯車マークをクリックし、設定画面を開きます。
- [一般]の項目の[Zoomを自動的に最新状態に保ちます]のチェックボックスをクリックし、設定の有効化と無効化を切り替えます。
- プルダウンをクリックし、更新頻度を設定します。
- 遅い:デフォルトの設定値です。更新頻度が少なく、安定性の高いバージョンを利用できます。
- 速い:最新のバージョンがリリースされると、アップデートを実施します。
更新頻度の設定について
以下は、デスクトップクライアントの更新頻度の詳細です。
- 速い:常に最新のクライアントを利用できるようにアップデートが実施されます。最新の機能に関心があるユーザーは、こちらのオプションを選択することで更新をより早く、より頻繁に取得できます。Zoomは通常、デスクトップクライアントの更新を毎月リリースします。
- 遅い:安定度の高いバージョンがリリースされた場合のみ自動でアップデートを行います。変更の頻度を減らし、より洗練された機能が必要なユーザーの場合にはこちらのオプションを選択します。デフォルトではこちらの更新頻度が設定されます。
注意:Zoomが、ユーザーの安全性を保つためのデスクトップクライアントのセキュリティアップデートを提供する必要がある場合、それらのアップデートはユーザー全体に配布されます。
この記事は[Automatic update release frequencies]を元に作成されました。