概要
ユーザーは選択した更新頻度に基づいて、デスクトップクライアントが更新を自動的にダウンロードおよびインストールできるようになりました。更新は、利用可能な 2 つの頻度のいずれかで適用できます。低速 (デフォルト)で更新を少なくして安定性を向上させるか、高速で最新の機能と更新を適用します。
注:管理者向けインストーラの設定や、Active DirectoryのGroup Policyの設定で、デスクトップクライアントのアップデート機能を無効化している場合には、自動更新を行うことはできません。
前提条件
- Zoomデスクトップクライアント
- Windows:グローバル最小バージョン以降
- macOS:グローバル最小バージョン以降
自動更新の設定
デフォルトでは、自動更新は標準インストール パッケージ(EXE、DMG)で有効になっており、管理対象システムの大量配布パッケージ (MSI、PKG)では無効になっています。これは、デスクトップ クライアント設定で手動で制御できます。
- Zoom デスクトップクライアントにサインインします。
- 歯車 をクリックします。
- [一般]>[Zoom更新] セクションで、チェック ボックスをクリックして[Zoomデスクトップクライアントの自動更新頻度]を有効にします。
- 自動更新機能を有効化した場合には、更新頻度の設定をすることができます。
- 低速:デフォルトの設定値です。更新頻度が少なく、安定性の高いバージョンを利用できます。
- 高速:最新のバージョンがリリースされると、アップデートを実施します。
更新頻度の設定について
以下は、デスクトップクライアントの更新頻度の詳細です。
- 高速:常に最新のクライアントを利用できるようにアップデートが実施されます。最新の機能に関心があるユーザーは、こちらのオプションを選択することで更新をより早く、より頻繁に取得できます。Zoomは通常、デスクトップクライアントの更新を毎月リリースします。
- 低速:安定度の高いバージョンがリリースされた場合のみ自動でアップデートを行います。変更の頻度を減らし、より洗練された機能が必要なユーザーの場合にはこちらのオプションを選択します。デフォルトではこちらの更新頻度が設定されます。
リリースされたすべてのバージョンがスロートラック(低速)に昇格されるわけではないため、スロートラック(低速)のユーザーには、デスクトップクライアントが全てのバージョンに更新されることはありません。「低速」を選択しているクライアントでは、更新が1~2か月ごとにしか表示されない可能性があります。
自動更新機能でアップデートされるバージョンの情報は「Zoomクライアントのバージョン分類(最小バージョン、プロンプトバージョン、ファーストトラック、スロートラック)」をご確認ください。
どのトラックを選択しても、アップデートは以下の場合にのみインストールされます。
- お使いのデバイスが、アップグレードできるデバイスであること
- Zoomデスクトップクライアントが再起動された場合
注:Zoomがユーザーの安全性を保つためのデスクトップクライアントのセキュリティアップデートを提供する必要がある場合、それらのアップデートはユーザー全体に配布されます。
この記事は[Automatic update release frequencies]を元に作成されました。