概要
Zoomは、ワンタイムパスワード(OTP)セキュリティ機能を実装し、漏洩または弱い認証情報によるアカウントの乗っ取りを軽減し、お客様のアカウントをより安全に保つことができるようになりました。OTPとは、お客様のメールボックスに送信される時間的制約のある認証コードで、お客様は受け取った認証コードをZoomに入力し、本人であることを確認することが必要です。OTPを送信する例としては、通常とは異なる場所やデバイスからのログインなど、不審なログインを検出した場合などがあります。
*今までにサインインしたことのあるデバイス、国でも一定期間を過ぎるとワンタイムパスワードを求められます。
出力されるメッセージ
We detected an unusual login from a device or location you don't usually use or have not used in a while. To sign in to your Zoom account, check your email(メールアドレス) and input the verification code below.
対応方法
ワンタイムパスワードの入力を求められた場合のサインイン方法は以下のとおりです。
- サインインをするユーザー宛にワンタイムパスワードのメールが届いていることを確認します。
- メールに記載された6桁のワンタイムパスワードを入力し、[Verify]をクリックしてサインインします。
発生条件
- 二要素認証の設定が無効のユーザー
- 電子メールアドレスによるサインイン
- Zoomにサインインするタイミング
- シングルサインオン(SSO)を設定していない
注意事項
ワンタイムパスワードの有効期限は10分となります。
有効期限が切れた場合や、対象のアドレス宛に認証コードのメールが届かない場合は、ワンタイムパスワードの入力画面で[Resend Code]をクリックし、ワンタイムパスワードのメールを再送してくだい。
また、この仕組みはセキュリティ強化によるものでアカウントの乗っ取りを防ぐためのものとなるため無効にする等の設定項目はありません。
こちらの記事は、「Verifying your account via one-time password (OTP)」を元に作成しました。