概要
ミーティングのホスト、共同ホスト、または代替ホストであれば、招待済み参加者の出席ステータスを確認して、出席を求めるかどうかの判断を以前よりも簡単に行えます。ミーティングに招待されたがまだ参加していない参加者は、カレンダーの応答(承認済み、拒否済み、未定、応答なし)とともに、[参加者]パネルの新しい[未参加]セクションに表示されます。
ホストはミーティング中に参加者を現在のミーティングに呼び出して招待したり、Zoomデスクトップクライアントの[チャット]を使用して連絡先へのメッセージの作成を開始できます。
この記事の内容は次のとおりです。
前提条件
- GoogleカレンダーまたはOutlookカレンダーのカレンダー統合が有効になっていて、ミーティングホスト用に構成されている
注:オンプレミスのExchangeはこの機能ではサポートされていません - Windows、macOS、またはLinux用のZoomデスクトップクライアント
参加者リストで招待者リストを有効にする方法
アカウント設定
招待者リストを有効にする対象:アカウント内のすべてのユーザー
- アカウント設定を編集する権限を持つ管理者としてZoom Webポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[アカウント管理]>[アカウント設定]の順にクリックします。
- [ミーティング]タブをクリックします。
- [ミーティング内(ベーシック) ]で、[参加者パネルに予定参加者リストを表示]トグルをクリックして有効にします。
- 確認ダイアログが表示されたら、[有効にする]をクリックします。
- (オプション)アカウント内のすべてのユーザーにこの設定を必須にする場合は、ロックアイコンをクリックします。
グループ設定
ユーザーグループの招待者リストを有効にする対象:特定のグループ内のすべてのメンバー
- グループを編集する権限を持つ管理者としてZoom Webポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[ユーザー管理]>[グループ]の順にクリックします。
- リストから該当するグループ名をクリックします。
- [ミーティング]タブをクリックします。
- [ミーティング内(ベーシック) ]で、[参加者パネルに予定参加者リストを表示]トグルをクリックして、有効にします。
- 確認ダイアログが表示されたら、[有効にする]をクリックします。
注:オプションがグレー表示されている場合は、アカウントレベルでロックされているため、アカウント設定で変更する必要があります。 - (オプション)この設定をグループ内のすべてのユーザーに必須にする場合は、ロックアイコンを クリックします。
ユーザー設定
自分で使用するために招待者リストを有効にする対象:自分のみ
- Zoom Webポータルにサインインします。
- ナビゲーションパネルで、[設定]をクリックします。
- [ミーティング]タブをクリックします。
- [ミーティング内(ベーシック) ]で、[参加者パネルに予定参加者リストを表示]トグルをクリックして、有効にします。
ミーティングで招待者リストを確認しアクションを起こす
ミーティング参加者であれば、ミーティングに招待された参加者、招待に対する参加者の応答、参加者が現在のセッションに参加しているかどうかをすばやく簡単に確認できます。
このリストにアクセスするには:
- ホストまたは代替ホストとしてミーティングを開始するか、出席者としてミーティングに参加します。
- ホストコントロールで、[参加者]をクリックして、参加者 のリストを開きます。
- 参加者リストには、[参加済み]と[未参加]の2つのセクションがあります。いずれかのカテゴリをクリックすると、そのリストが展開または折りたたまれます。
参加済み:このリストは、現在ミーティングに参加している人の通常の参加者リストとして機能します。通常の参加者コントロールは引き続き使用できます。
未参加:このリストには、招待されたがまだミーティングに参加していない参加者と、カレンダーの招待に対する応答(承認済み、拒否済み、未定、応答なし)が表示されます。
[未参加]セクションの各参加者に対して、ホストは次のオプションを使用できます。
- チャット:招待者がすでにZoomの連絡先にある場合、Zoomチャットでその招待者とのダイレクトメッセージが開きます。
- 参加を求める:まだ参加していない参加者がすでにZoomの連絡先にある場合は、参加者に対し呼び出して(コールして)招待します。
招待者の出席リスト表示に関する制限
招待者の出席リストには、次の制限があります。
- ミーティングのホストは、Zoom デスクトップクライアントから参加し、アカウントにサインインする必要があります。 まだサインインしておらず、ウェブブラウザを使用して参加するか、参加用のミーティング ID を手動で入力した場合、カレンダー イベントからリストを抽出することはできません。
- 新しい予定参加者の登録や予定参加者の応答の変更など、カレンダー イベントの変更は、Zoom との同期に最大 10 分かかることがあります。
- 参加者は、招待状を受け入れたメールアドレスと一致するアカウントにサインインする必要があります。 Zoom アカウントとカレンダーの招待状を受け入れたメールアドレスが一致しない場合、参加者は [未参加] と [参加済み] の両方のセクションに表示されます。★
- 個人用ミーティングID(PMI)でスケジュールされたミーティングや、繰り返し行われるミーティングの場合、この機能は使用できません。
- 招待者リストは、最大200名まで招待できます。
- この機能は、ミーティング開始時刻の約1時間以内に開始されたミーティングにのみ表示されます。それよりも前に参加しても、カレンダーイベントからリストが抽出されないため、リスト表示されません。
- 招待者はミーティング開始予定時刻の1時間前までに追加する必要があります。
- この機能が有効になった後にスケジュールされた会議のみ、この機能を使用することができます。
こちらの記事は、「ミーティングでの参加者の出席状況の表示」を元に作成しました。