概要
ウェビナーセッションブランディングを使用して、参加者に対するパネリストの表示方法など、セッションの外観をより自由にコントロールすることができます。ホスト側は、ビデオタイルの背後に壁紙をアップロードしたり、すべてのパネリストのバーチャル背景を設定したり、パネリストにデジタル名札を用意するなどして、参加者が目にするセッションの外観をカスタマイズすることができます。
ウェビナーセッションのブランディングには、以下のカスタマイズが含まれます。
- ウェビナーバックスプラッシュ
ホストは、ビデオタイルや共有コンテンツの背後に表示されるブランドイメージの壁紙をアップロードすることで、セッションをユニークなものにすることができます。 - バーチャル背景
セッションに参加するときに、すべてのパネリストの仮想背景を自動的に設定します。 - 名前タグのデザイン
ブランドの色に合わせてカスタマイズ可能なビデオ名タグを追加します。これらは、パネリストが参加すると自動的に適用され、ビデオに参加しているときに表示されます。
前提条件
- ZoomウェビナーまたはZoomイベントライセンスを持つ有料アカウント
注記:
- ユーザーは、通常のウェビナーでこの機能を使用するためにZoomイベントライセンスを持っている必要はありません。
- 最小クライアントバージョンより古いバージョンから参加するパネリストは、割り当てられたバーチャル背景や名前タグを設定せず、壁紙を見ることができません。
- 最小クライアントバージョンより古いバージョンから参加する出席者は、壁紙や名前タグを見ることができません。ただし、パネリストによって設定されたバーチャル背景が表示されます。
設定方法
アカウントレベル
アカウント内のすべてのユーザーに対してウェビナーセッションブランディングを有効にするには:
- アカウント設定を編集する権限を持つ管理者として Zoom Web ポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[アカウント管理]、[アカウント設定]の順にクリックします。
- [ミーティング] タブをクリックします。
- [ミーティングにて (詳細)] で、[ウェビナー - セッションのブランディング(BETA)] トグルをクリックして有効にします。
- 検証ダイアログが表示されたら、[有効にする] をクリックして変更を確認します。
- (オプション)アカウント内のすべてのユーザーがこの設定を変更できないようにするには、カギのアイコン をクリックし、[ロック] をクリックして設定を確定します。
グループレベル
ユーザーのグループに対してウェビナーセッションブランディングを有効にするには:
- グループを編集する権限を持つ管理者として Zoom Web ポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[ユーザー管理]、[グループ]の順にクリックします。
- リストから該当するグループ名をクリックします。
- [ミーティング] タブをクリックします。
- [ ミーティングにて(詳細)] で、[ウェビナー - セッションのブランディング(BETA)] トグルをクリックして有効にします。
- 検証ダイアログが表示されたら、[有効にする] をクリックして変更を確認します。
注: オプションがグレー表示されている場合は、アカウントレベルでロックされているため、そのレベルで変更する必要があります。 - (オプション)グループ内のすべてのユーザーがこの設定を変更できないようにするには、カギのアイコン をクリックし、[ロック] をクリックして設定を確定します。
ユーザーレベル
注: この機能がユーザーレベルで使用可能である場合、スケジューリングのデフォルトを制御します。ユーザー設定で有効にすると、スケジュールしたすべての新しいウェビナーが既定でチェックされます。ユーザー設定で無効にした場合、スケジュールした新しいウェビナーのチェックは既定でオフになりますが、有効にすることはできます。
ウェビナーセッションブランディングを有効にするには:
- Zoom Web ポータルにサインインします。
- ナビゲーションパネルで、[設定]をクリックします。
- [ミーティング] タブをクリックします。
- [ミーティングにて(詳細)] で、[ウェビナー - セッション ブランディング(BETA)] トグルをクリックして有効にします。
- 検証ダイアログが表示されたら、[有効にする] をクリックして変更を確認します。
注: このオプションがグレー表示になっている場合は、グループレベルまたはアカウントレベルでロックされています。Zoom 管理者に問い合わせる必要があります。
この記事は「Enabling or disabling Webinar Session Branding 」を元に作成されました。