概要
ウェビナーでは、ライブチャットやQ&Aを交えたライブセッション内で、過去に録画したセッションをビデオファイルとして共有することができます。Zoomは、内蔵のビデオプレーヤーでこれをサポートします。ウェビナーの主催者は、以前に主催した会議またはウェビナーセッションの MOV または MP4 ファイルをローカルに保存しておき、ウェビナー内でそのビデオ ファイルを共有するだけです。
前提条件
- ウェビナーアドオンが割り当てられたユーザー
- ビデオ再生の前提条件を満たす
- Zoomデスクトップ クライアント
- Windows:バージョン5.4.3以上
- macOS:バージョン 5.4.3 以上
- 1.5Mbps (アップ/ダウン) フルスクリーンHD
注:有線インターネット接続を強く推奨します。 - MOV または MP4 ビデオ ファイル
- Zoomデスクトップ クライアント
ビデオの共有と再生
- スケジュールされたウェビナーを起動します。
注:参加者が参加する前にセットアップする時間が確保されるように、[実践セッションを有効にする]をオンにして、ウェビナーをスケジュールしてください。 - 最後にライブでQ&Aに答えるためにウェビナーの主催者(ホスト)、共同ホスト、パネリストがミュートになり、ビデオがオフになっていることを確認してください。
- ウェビナーコントロールで [画面の共有] をクリックします。
- [詳細] タブに切り替え、[ビデオ ] を選択し[共有]をクリックします。
- 共有したいビデオファイル選択して、[開く]をクリックします。
- これで選択したビデオファイルが Zoomで配信され、全員がそのビデオファイルを見ることができるようになります。
- (オプション)ウェビナーでテキストを多用したスライドを使用する場合は、テキストがぼやけて表示される場合があるため[ビデオクリップに最適化]を無効にします。
注: フレームレートを優先し、一般にテキストではなく画像を含む動画を共有する場合に[ビデオクリップに最適化]の使用が推奨されます。 - プレゼンテーションを開始する位置までビデオファイルを再生し、ビデオファイルを一時停止します。
- [ウェビナーを開始] をクリックし、参加者が参加するまで数分待ちます。
- ビデオファイルの一時停止を解除します。
- パネリストは、ビデオファイルのプレゼンテーション中にチャットやQ&Aに応答することができます。
- ビデオファイルの再生が完了する直前に、[共有の停止] をクリックします。
- パネリストはミュートを解除し、ビデオをオンにして、最後の質疑応答ができるようになります。
Tips
ビデオファイルを共有している間、他のミーティング参加者には表示されない一般的な再生コントロールがいくつかあります。 共有者の画面には次のコントロールがあります。
- 再生/一時停止: ビデオファイルの再生を開始または一時停止します。
- 経過時間/総ビデオ長: 動画再生の現在の経過時間とビデオファイルの全長を表示します。
- 再生スライダ: ビデオファイル再生範囲の他のポイントにスキップできます
- 音量: 共有するビデオファイルの音量を調節することができます。
- 全画面: 自分と閲覧者用にビデオファイルを全画面表示にすることができます。
こちらの記事は、「Host live webinars with pre-recorded presentation 」を元に作成しました。