概要
最終更新日:2022年6月6日
重要:この機能は現在ベータ版/プレビュー版であり、本番環境での実装を意図したものではないため、テストと評価の目的でのご利用をお願いいたします。
Neat のデバイスは Zoom や Microsoft Teams のネイティブアプリケーションで素晴らしい体験を提供していますが、お客様が他のサービスの会議に招待されることもあり、プラットフォームレベルの相互運用性ソリューションが利用できない場合もあります。このようなシナリオのために、Neat製品をご利用のお客様がどのようなプラットフォームでもNeatのデバイスを使用できる方法を提供したいと考えています。USB モード機能は、Neat のハードウェアと機能の利点を維持したまま、サードパーティのビデオサービスを必要とするアドホックなミーティングにデバイスを使用する機能を提供します。
この機能はNeat Bar、Neat Bar Pro、Neat Board以外の製品(例えばNeat Frame)は、現在この機能をサポートしていません。
注:Neat Bar ProにおいてはBYODモードはベータ機能です。
要件
- Neat BarまたはNeat Bar Pro
- USB-C - USB-CまたはUSB-A - USB-Cケーブル
- HDMIケーブル(既存のコンテンツ共有用HDMIケーブルはNeat BarのUSBモードに使用できます)
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PC
- USB-C - HDMIアダプタがサポートされています
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ファームウェア
- Neat Pad:NFA1.20220512.2210
- Neat Bar:NFB1.20220512.2206
- Neat Bar Pro:NFD1.20230504.0025
- Zoomアプリケーションバージョン
- Zoom Roomコントローラ:5.10.3 (1262)
- Zoom Roomアプライアンス:5.10.7 (1494)
手順
USBモードを有効にする
Neat Padにて:
- Neatのシステム設定に移動します。
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[設定]>[システム設定]>[アドホックUSBモード(ベータ版)]トグルを有効にします。
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USBモード機能を有効にすると、USBパススルー機能が完全に自動化されます。この設定は1度きりで、設定後はUSBケーブルを接続するだけでPCからすぐにアクセスできます。
※デフォルトの設定は無効となっています。
注意: USBモードを使用時は、Neatデバイスのアプリケーションが一時的に閉じられた状態になるため、Zoom側から見たステータスはプラットフォームの観点から「オフライン」となります。
ケーブルのセットアップ
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必要なUSBケーブルの片方をNeat Barの背面にあるUSB-Cポートに接続し(図1)、もう一方をPCに接続します。
図1.Neat Barポート背面図
- モニタがNeat Barに接続されている場合、PCとUSBケーブルで接続すると「HDMI ケーブルをNeat Barの HDMI入力ポートに接続すると、PCのモニタをミラーリングまたは拡張できる」ことを説明する図が表示されます。
モニタとNeat Padではそれぞれ以下のように表示されます。
- Neat Padは参加者をグループ(オートフレーミング:会議室にいる参加者を自動的に最適な映像にフレーミングするモード)または個人(Neatシンメトリー:各参加者の顔、体を自然に切り取ってパネルにする)を選択する画面となります(図3)。
図3.USBモード中のNeat Padの表示
- 普段、画面共有用に使用しているHDMIケーブルをPCに接続するとモニタにPCの画面が表示されます。
- PCで起動したZoomやMicrosoft Teams、Webex、Google Meet等のビデオ会議アプリケーションでカメラやマイクなどのデバイス設定よりNeat Barを選択することで使用可能となります。
こちらの記事は、「BYOD Mode on Neat devices」を元に作成しました。