概要
レコーディングのハイライト機能を利用すると、聞き逃した会議の重要なポイントを素早く確認できるようになります。オーディオ文字起こしを有効にして会議をクラウド記録すると、Zoom AI は会議の最も重要な部分をハイライトします。ホストは必要に応じてハイライトを調整したり、ハイライトを別のファイルとして保存してレコーディングの不要な部分をカットしたりできます。ホストが指定したレコーディングの共有方法に応じて、視聴者は会議のハイライトまたはレコーディング全体を見ることができます。
注: レコーディングのハイライト機能は英語でのみサポートされています。
この記事では、次の内容について説明します。
- レコーディングのハイライトを有効にする方法
- レコーディングのハイライトを作成する方法
- レコーディングのハイライトを管理する方法
- レコーディングのハイライトを共有する方法
- レコーディングのハイライトを表示する方法
前提条件
- ビジネス、エデュケーション、エンタープライズ のいずれかのアカウント
- ライセンス済みユーザー
- クラウド記録とオーディオ文字起こしが有効
- クラウド記録とオーディオ文字起こしが閲覧可能
レコーディングのハイライトを有効にする方法
アカウント
アカウント内すべてのユーザーに対してレコーディングのハイライトを有効にするには：
- アカウント設定を編集する権限を持つ管理者として Zoom Web ポータルにサインインします。
- ナビゲーションパネルで、[アカウント管理]、[アカウント設定]の順にクリックします。
- 「記録」タブをクリックします。
- [クラウド記録] 設定が有効になっていることを確認します。
設定が無効になっている場合は、トグルをクリックして有効にします。確認ダイアログが表示されたら[有効] をクリックして変更を確認します。
- [クラウド記録の詳細設定] で、[オーディオ文字起こしを作成する]と[レコーディングのハイライトを作成する]の横にあるチェックボックスをオンにします。
- 「保存」をクリックします。
- (オプション)アカウント内のすべてのユーザーにこの設定を必須にする場合は、カギのアイコン
をクリックし、設定をロックします。
グループ
グループに対してレコーディングのハイライトを有効にするには：
- グループを編集する権限を持つ管理者として Zoom Web ポータルにサインインします。
- ナビゲーションパネルで、[ユーザー管理]、[グループ]の順にクリックします。
- リストから該当するグループ名をクリックします。
- 「記録」タブをクリックします。
- [クラウド記録] 設定が有効になっていることを確認します。
設定が無効になっている場合は、トグルをクリックして有効にします。確認ダイアログが表示されたら[有効] をクリックして変更を確認します。
注：オプションがグレー表示になっている場合は、アカウントレベルでロックされているため、そのレベルで変更する必要があります。Zoom 管理者に問い合わせてください。 - [クラウド記録の詳細設定] で、[オーディオ文字起こしを作成する]と[レコーディングのハイライトを作成する]の横にあるチェックボックスをオンにします。
- 「保存」をクリックします。
- (オプション)このグループのすべてのユーザーに対してこの設定を必須にする場合は、カギのアイコン をクリックし設定をロックします。
ユーザー
ユーザー自身がレコーディングのハイライトを有効にするには：
- Zoom Web ポータルにサインインします。
- ナビゲーションパネルで、[設定]をクリックします。
- 「記録」タブをクリックします。
- [クラウド記録] 設定が有効になっていることを確認します。
設定が無効になっている場合は、トグルをクリックして有効にします。確認ダイアログが表示されたら[有効] をクリックして変更を確認します。
注：オプションがグレー表示になっている場合は、ロックされているため、グループ レベルまたはアカウント レベルで変更する必要があります。Zoom 管理者に問い合わせてください。 - [クラウド記録の詳細設定] で、[オーディオ文字起こしを作成する]と[レコーディングのハイライトを作成する]の横にあるチェックボックスをオンにします。
- 「保存」をクリックします。
レコーディングのハイライトを作成する方法
レコーディングのハイライトを生成するには、クラウド記録とオーディオ文字起こしが処理され、閲覧できるようにする必要があります。クラウド記録の処理には、会議時間の約２倍かかりますが、最大で２４時間かかる場合もあります。クラウド記録とオーディオ文字起こしの処理が完了すると、メールで通知が届きます。このメールには、クラウド記録やオーディオ文字起こしを表示するためのリンクが含まれています。クラウド記録とオーディオ文字起こしの処理が完了したら、クラウド記録のハイライトを管理できます。
レコーディングのハイライトを管理する方法
Zoomは会議の重要な部分を自動的にハイライトしますが、必要に応じてハイライトを調整することができます。
ハイライトを確認する
- Zoom Webポータルにサインインします。
- ナビゲーションパネルで[記録]をクリックします。
- [クラウド記録] タブで録画した会議の名前をクリックします。
レコーディングしたファイルのリストが表示されます。 - 「ハイライトを視...」または「再生」ボタン
をクリックします。
レコーディングが開き、ビデオの右側にハイライトが追加されたトランスクリプトテキストが表示されます。
ハイライトを調整する
レコーディングした会議のハイライトを調整するには、いくつかの方法があります。
- 特定のスピーカーの発言をすべてハイライトするには、そのスピーカーの名前にカーソル合わせ、表示されるハイライトアイコンをクリックします。
- 特定の段落をハイライトするには、その段落のテキストにカーソルを合わせて、表示されるハイライトアイコンをクリックします。
- テキストからハイライトを削除するには、ハイライトアイコンをもう一度クリックします。
- 再生バーで直接ハイライトを選択するには、再生バーの下にある「ハイライトの編集」をクリックし、カーソルをドラッグしてハイライトを追加または削除します。終了したら、[完了] をクリックします。
Note：段落の横にある鉛筆のアイコンをクリックして、トランスクリプトのテキストを修正することもできます。
視聴者と録画を共有する準備ができたら、ハイライトを新しいビデオクリップに保存して視聴者が録画のハイライトだけを見られるようにするか、元の録画にハイライトを付けて共有することができます。元の録画を共有する場合、視聴者はハイライトのみ、または完全なビデオのいずれかを選択して視聴することができます。
ハイライトを新しいビデオクリップに保存する
ハイライトを新しいビデオクリップに保存し、共有すると、共有された視聴者は録画のハイライト部分のみを見ることができます。
注: 新しいビデオクリップは、アカウントの録画ストレージ容量を使用します。
- 再生バーの下にある [新しいクリップとして保存] をクリックします。
エクスポートを確認するダイアログが開きます。
- クリップの名前を入力し、「今すぐ保存」をクリックします。
新しいクリップに関する確認ダイアログが表示されます。 - 「OK」をクリックして確定します。
新しいビデオクリップが処理され、元の録画で利用できるようになります。ビデオサムネイルの左下隅にハイライトが表示されます。
レコーディングのハイライトを共有する方法
共有設定を更新する
- Zoom Webポータルのナビゲーションパネルで、[記録] をクリックします。
- [クラウド記録] タブで、録画した会議の名前をクリックします。
- 右上隅にある [共有] をクリックします。
- 「このクラウド録画を共有します」ポップアップ ウィンドウで、共有するためにクラウド記録の設定を更新します。
- 「完了」をクリックします。
レコーディングのハイライトのみを共有する
- Zoom Webポータルのナビゲーションパネルで、[記録] をクリックします。
- [クラウド記録] タブで、録画した会議の名前をクリックします。
- 共有する動画の右側にある [共有可能なリンクをコピーする] をクリックします。
- 必要に応じて、リンクをユーザーと共有します。
注: 録画がパスコードで保護されている場合は、パスコードもユーザーに提供する必要があります。共有可能なリンクをコピーしても、パスコードはクリップボードにコピーされません。
レコーディングのハイライトを表示する方法
ホストがハイライト付きの録画全体を共有した場合は、録画全体を視聴するか、ハイライトのみを再生するかを選択できます。ハイライトを表示するには、録画再生バーの下にある[ハイライトのみを再生します]の横にあるトグルをクリックします。
注: ホストがクラウド記録を表示するために認証を有効にしている場合、正しく認証されていないとエラーが表示されることがあります。クラウド記録の認証の詳細については、こちらをご覧ください。
この記事は「Recording highlights」を元に作成しています。