概要
最終更新日:2023年1月23日
Neat のデバイスは ZoomやMicrosoft Teams のネイティブアプリケーションで素晴らしい体験を提供していますが、お客様が他のサービスの会議に招待されることもあり、プラットフォームレベルの相互運用性ソリューションが利用できない場合もあります。このようなシナリオのために、Neat製品をご利用のお客様がどのようなプラットフォームでもNeatのデバイスを使用できる方法を提供したいと考えています。USB モード機能は、Neat のハードウェアと機能の利点を維持したまま、サードパーティのビデオサービスを必要とするアドホックなミーティングにデバイスを使用する機能を提供します。
この機能はNeat Bar、Neat Bar Pro、Neat Board以外の製品(例えばNeat Frame)は、現在この機能をサポートしていません。
要件
- Neat Board
- USB-C - USB-C、またはUSB-A(3.0以上) - USB-Cケーブル
- HDMIケーブル
-
PC
- BoardにはHDMI接続が必要です
- USB-CからHDMIへの変換アダプターに対応しています
-
ファームウェア
- Neat Board:NFC1.20220512.2206以上
注:現在、USBモード(BYODモード)機能は、一時的なソフトウェアの制限によりUSB 2.0データ転送速度のみをサポートしていますが、将来ソフトウェアの更新が可能になったときにUSB 3.0接続を使用できるようにするため、USB 3.0のケーブルの使用を推奨しています。USB 2.0は、USB 3.0対応後も継続して対応します。
また、Neat BoardをUSBモードにした場合、カメラコントロールはできません。最後に使用したカメラ設定またはZoom Roomsのデフォルト設定が表示されます。
手順
USBモード(BYOCモード)を有効にする
- Neat Boardの背景部分をタップすると表示される、歯車マークをタップします。
- [システム設定]をタップします。
-
[システム]の項目を開き、[アドホックUSBモード]トグルを有効にします。
-
USBモード(BYODモード)機能を有効にすると、USBパススルー機能が完全に自動化されます。この設定は1度きりで、設定後はUSBケーブルを接続するだけでPCからすぐにアクセスできます。
※デフォルトの設定は無効となっています。
注意:
- PCがスタンバイまたはスリープ状態になると、Neat BoardはHDMI 信号を検出しなくなるため、USB モード(BYODモード)は無効になります。
- USBモード(BYODモード)を使用時は、Neatデバイスのアプリケーションが一時的に閉じられた状態になるため、Zoom側から見たステータスはプラットフォームの観点から「オフライン」となります。
HDMIケーブルの接続
重要: HDMIケーブルは、Neat BoardのUSB モード(BYODモード)を有効にするために最初に接続する必要があります。この段階でUSBケーブルは接続しないでください。
- HDMIケーブルをボードの背面にあるHDMI-in (ローカル) ポートに接続((下図参照)します。
- HDMIケーブルのもう片方をPCに接続します。
- PCのディスプレイがNeat Boardに複製または拡張されているのを確認します。
注:PC側の挙動として、HDMIケーブルが接続された際PC画面が一瞬黒くなります。黒くならない場合は認識されていない可能性があります。
USB-Cケーブルの接続
- USB-CケーブルをNeat Boardの背面に接続(下図参照)します。
- PC側にもUSBケーブル(PC側はAでもCでも良い)接続します。
- USB モード(BYODモード)が自動的に開始されます。
注:Windows/Linuxシステムの場合、USBケーブルを接続することでタッチスクリーン機能によりNeat Board がコンピュータと連動するようになります。
こちらの記事は、「BYOD Mode on Neat devices」を元に作成しました。