ミーティング終了時のフィードバック調査の機能を利用すると、参加者は、ミーティングがよかったか、悪かったかをミーティング終了時にクリックするように求められます。
アカウントオーナーと管理者は、参加者が「ミーティングが悪かった(改善必要)」をクリックしたときに特定のテキストや空白のテキストフィールドを表示するようカスタマイズすることもできます。その後、フィードバック調査の情報は収集されて、分析や改善のために利用することができます。
ミーティング終了後のフィードバック調査を有効にするには、[Zoomへのフィードバック]を有効にする必要があります。有効にすると、デスクトップクライアントとモバイルアプリの設定に[フィードバック] タブが追加されます。これにより、ミーティングの体験やZoomデスクトップクライアントまたはモバイルアプリに関するZoomのフィードバックをいつでも送信できるようになります。
この記事では、次の内容について説明します。
前提条件
- Zoomデスクトップクライアント
- Windows: バージョン5.8.6以降
- macOS: バージョン5.8.6以降
- Zoomへのフィードバックが有効
- フィードバック調査のカスタマイズ
- アカウントオーナーまたは管理者のアクセス許可
- カスタマイズされたプロンプトを表示するには、ユーザーがクライアントバージョン5.10.6以降を使用している必要があります。
- ダッシュボードでのフィードバックの表示
- BusinessアカウントまたはEducationアカウント
- アカウントオーナーまたは管理者のアクセス許可
ミーティング終了後のフィードバック調査を有効にする方法
アカウント
アカウント内のすべてのユーザーに対してミーティング終了時のフィードバック調査を有効にしてカスタマイズするには:
- アカウントオーナーまたは管理者でZoom Webポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[アカウント管理]、[アカウント設定]の順にクリックします。
- [ミーティング]タブをクリックします。
- [ミーティング内(基本)]で、[ミーティング終了後の体験フィードバック調査を表示します]トグルをクリックして、有効にします。
- 確認ダイアログが表示されたら、[有効にする]をクリックして変更を確認します。
- フィードバック調査を表示するタイミングを選択します。
- (オプション)チェックボックスを選択して、参加者が[改善必要]をクリックしたときにフィードバックアンケートに含める内容を選択します。
- ユーザーフィードバック用のテキストフィールドを有効にする
参加者が追加情報を入力できる空白のテキストフィールドを提供します。この機能を使用するには、クライアントバージョン5.10.6以降が必要です。 - ユーザー向けのカスタマイズメッセージを設定する
フィードバックプロンプトに表示するテキストを入力します。たとえば、参加者への手順や組織のIT部門への電話番号を入力できます。この機能を使用するには、クライアントバージョン 5.10.6以降が必要です。
- ユーザーフィードバック用のテキストフィールドを有効にする
- カスタマイズオプションが完了したら、[保存]をクリックします。
- (オプション)アカウントのすべてのユーザーがこの設定を変更できないようにするには、カギのアイコンをクリックし、[ロック]をクリックします。
グループ
ユーザーのグループに対してミーティング終了時のフィードバック調査を有効にしてカスタマイズするには:
- グループの編集権限を持つ管理者でZoom Webポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[ユーザー管理]、[グループ]の順にクリックします。
- リストから該当するグループ名をクリックします。
- [ミーティング]タブをクリックします。
- [ミーティング内(基本)]で、[ミーティング終了後の体験フィードバック調査を表示します]トグルをクリックして、有効にします。
- 確認ダイアログが表示されたら、[有効にする]をクリックして変更を確認します。
注: このオプションがグレー表示されている場合は、アカウントレベルでロックされているため、そのレベルで変更する必要があります。 - フィードバック調査を表示するタイミングを選択します。
- (オプション)チェックボックスを選択して、参加者が[改善必要]をクリックしたときにフィードバックアンケートに含める内容を選択します。
- ユーザーフィードバック用のテキストフィールドを有効にする
参加者が追加情報を入力できる空白のテキストフィールドを提供します。この機能を使用するには、クライアントバージョン5.10.6以降が必要です。 - ユーザー向けのカスタマイズメッセージを設定する
フィードバックプロンプトに表示するテキストを入力します。たとえば、参加者への手順や組織のIT部門への電話番号を入力できます。この機能を使用するには、クライアントバージョン 5.10.6以降が必要です。
- ユーザーフィードバック用のテキストフィールドを有効にする
- カスタマイズオプションが完了したら、[保存]をクリックします。
- (オプション)グループ内のすべてのユーザーがこの設定を変更できないようにするには、ロックアイコンをクリックし、[ロック]をクリックします。
ユーザー
自分自身に対してミーティング終了時のフィードバック調査を有効にするには:
- ZoomWebポータルにサインインします。
- ナビゲーションパネルで、[設定]をクリックします。
- [ミーティング]タブをクリックします。
- [ミーティング内 (基本)]で、[ミーティング終了後の体験フィードバック調査を表示します]トグルをクリックして、有効にします。
- 確認ダイアログが表示されたら、[有効にする]をクリックして変更を確認します。
注: このオプションがグレー表示されている場合は、グループレベルまたはアカウントレベルでロックされています。Zoom管理者に連絡する必要があります。 - フィードバック調査を表示するタイミングを選択し、[保存]をクリックします。
ミーティング終了後のフィードバック調査の利用
ミーティング終了後、フィードバック調査用のウィンドウが表示されます。
[すばらしいです]をクリックすると、追加情報の入力は必要ありません。
[改善必要]をクリックすると、ミーティングでの問題点についてさらに質問が表示されます。
調査結果の確認をする
- オーナーまたは管理者としてのZoomアカウントでサインインします。
- ナビゲーションパネルで[ダッシュボード]をクリックします。
- 取得したいレポート作成の日付範囲を変更します。
- [Zoomミーティングのお客様フィードバック]までスクロールします。
- ユーザーが選択したすべてのマイナス評価(改善必要)のフィードバックおよび問題点が表示されます。また、ウィンドウの右上にあるオプションをクリックして、CSVファイルにエクスポートすることもできます。
この記事の詳細は「Managing the end-of-meeting experience feedback survey 」をご参照ください。