アプリマーケットプレイスでお客様が構成されたJWT(JSON Web Token)タイプのアプリケーションについて、Zoom社は2023年6月1日以降新規のJWTアプリの作成ができなくなり、2023年9月8日にJWTアプリタイプの認証を無効にすることを発表しています。JWTアプリの利用者は、2023年9月8日までにJWTアプリからOAuth、またはサーバー間OAuthタイプへ変更する必要があります。
注:
Zoom社より、JWTアプリの廃止日時の変更が発表されました。
変更前: 2023年9月1日
変更後: 2023年9月8日
JWTアプリを利用しているかの確認方法
- アカウントオーナー、または管理者としてZoom Webポータルへサインインします。
- [詳細]、[アプリマーケットプレイス]の順でクリックします。
- [Manage]をクリックします。
- [App on Account]を開きます。
- [Create Apps]の項目を開き、アプリタイプを選択するプルダウンを「JWT」にした場合に表示される項目がある場合はJWTタイプのアプリを作成していると判断できます。
JWTアプリ終了に関するFAQ
Q:非推奨となるのは何ですか?
A:JWTアプリタイプです。以下のような例が該当します。
- JWT認証方式で作成されたAPIリクエスト
- Oauthへ移行されていないWebアプリ用SDKの会議
- JWT認証を使用した内部サーバー間アプリ
Q:JWTアプリの廃止はいつ開始されますか?
A:Zoomは、2023年6月1日に新しいJWTアプリを作成する機能を無効にします。JWTアプリのサポート終了予定は2023年9月8日です。現在JWTアプリを利用しているユーザーは、2023年9月1日までにJWTベースのアプリをサーバー間OAuth、OAuthアプリタイプへ移行する必要があります。
Q:既存のJWTアプリタイプユーザーは2023年6月1日以降もJWTアプリを使用できますか?
A:はい。JWTアプリのサポート終了予定日は2023年9月8日です。ユーザーは新しく導入されたサーバー間OAuth、またはOAuthアプリタイプにできるだけ早く移行する必要があります。2023年9月1日以降、JWTアプリの作成や既存JWTアプリの利用ができなくなりますのでご注意ください。詳細については移行計画のドキュメントをご確認ください。
Q:Oauthアプリ、サーバー間OAuthアプリを作成するにはどうすればよいですか?
A:詳細は、OAuthアプリ作成のドキュメント、または、サーバー間OAuthアプリの作成のドキュメントをご確認ください。開発者がこのアプリにアクセスするためには、ロールの管理を利用して[OAuth]または[サーバー間 OAuth アプリ]の編集権限が付与されたロールを割り当てる必要があることにご注意ください。
Q:サードパーティが開発したJWTアプリを使用しています。どうすればよいですか?
A.サードパーティ製のJWTアプリを利用している場合、そのアプリの開発元へ連絡してサーバー間OAuth、OAuthへの移行を行ってください。サードパーティ製のアプリに関してZoom社、および弊社からのサポートを得られない場合がありますのでご了承ください。
なお、下記のサービスについては移行ガイドがありますのでご確認ください。
- Salesforce for Zoom (英語)
- Epic Integration (英語)
- Epic FHIR Integration (英語)
- Microsoft Azure Active Directory
Q.Zoom Roomsを利用しています。9月のJWT廃止に向けて何か対策は必要ですか?
A.Zoom Rooms JSON RPC Web APIを利用しているお客様はZoom Rooms REST APIに移行する必要があります。詳細はこちらをご覧ください。
Q:移行方法に関する追加情報はどこにありますか?
質問がある場合は、開発者フォーラムに投稿してください。