概要
Zoomの翻訳字幕は、ミーティングやウェビナーの音声をリアルタイムで他言語の字幕に自動翻訳することができます。例えば、ミーティング参加者が英語で話している場合、他の参加者はドイツ語、イタリア語、日本語などの字幕を見ることができます。
利用可能な字幕の言語は、ライブセッションの前にホストがZoom Webポータルにて予め設定した言語となりますが、字幕の有効化や言語の切り替えは参加者が自分で行なうことができます。
対応している言語はこちらをご確認ください。
前提条件
*:ウェビナーで英語以外の言語の翻訳字幕を利用するには、Zoomデスクトップクライアントバージョン5.11.9以降が必要です。
**:翻訳字幕には、ホストが以下のいずれかであること
- Zoom One Business Plusアカウントのメンバー
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Zoom One Enterprise Plusアカウントのメンバー
- Zoom翻訳字幕アドオン*が付与されている
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*ご購入の場合はこちらからお問い合わせをお願いいたします。
翻訳字幕を使用する方法
ミーティングまたはウェビナーで字幕を有効にする
字幕はホストに依存せず有効にできるため、ミーティングの参加者は誰でも字幕を自分で有効にできます。この設定はミーティングやウェビナー参加後に行なう設定です。
- Zoomミーティングに参加します。
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[字幕を表示]ボタンをクリックします。
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[翻訳を有効にする]にチェックを入れると会話言語と翻訳言語が表示されるのでそれぞれの言語を設定します。デフォルトでは、字幕が生成される言語として英語が設定されています。
- 私の会話言語
自分が話している言語を選びます。日本語を話す人が[日本語]を選ぶと日本語の文字起こしがされます。話す言語と会話言語が一致していない場合正しく文字起こしができません。例:日本語を話す人が英語を選んでいる等 -
私の翻訳言語
相手が話している言葉をどの言語に翻訳したいかを選びます。相手が英語で話している内容を日本語に翻訳したい場合は[日本語]を選びます。
- 私の会話言語
ミーティング中に字幕の設定を変更、追加設定をする
ミーティング中に別の言語に変更したり、原文と翻訳を同時に表示するなどの変更を実施する際は以下の手順で行ないます。
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[字幕を表示]ボタンの横にある[^]をクリックします。
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必要に応じてそれぞれ設定変更します。
- 次への翻訳
相手が話している言葉をどの言語に翻訳したいかを選びます。相手が英語で話している内容を日本語に翻訳したい場合は[日本語]を選びます。 -
字幕設定
- 会話言語:自分が話している言語を選びます。
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原文と翻訳を表示:話している言語の字幕およびその翻訳が、同時に併記されます。
- 全文の文字起こしを表示:画面右側に専用の枠が表示され、話している言語の文字起こしおよびその翻訳が時系列に表示されます。また過去に遡ることもでき、設定により文字起こしを保存することもできます。
- 字幕設定:表示される字幕のサイズなどを設定します。
- 次への翻訳
注:
- これは字幕が生成される言語のみ変更可能です。
- 上記で設定した言語は保存され、今後のミーティングにも適用されます。
こちらの記事は、「Viewing captions in another language」を元に作成しました。