Zoom Revenue Accelerator(旧Zoom IQ for Sales)のインジケーター設定

増田佑美

2023年09月20日 02:25
更新

概要

Zoom Revenue Accelerator(旧Zoom IQ for Sales)の新機能であるインジケーターは、レコーディング記録から特定の単語やフレーズ、文章を特定し、会話の重要な瞬間をキャプチャすることができます。

以下のカテゴリから選択することで、インジケーターを効率的に整理できます。

Market
Product/Feature
Sales Playbook
Other

前提条件

Business、Enterpriseアカウント
Zoom Revenue Accelerator(旧Zoom IQ for Sales)ライセンスを持つユーザー
アカウントオーナー、管理者権限またはアカウント設定の編集権限を持つカスタムロール
関連ドメインが承認されていること
ユーザーがカレンダーをZoomと統合していること

トピックとインジケーターの比較

以下の機能は、Zoom Revenue Acceleratorがあなたの組織のために会話からの情報や行動をどのように進めるかについて、とても柔軟性を持っています。

トピックまたはトピックのメンション

チームは事前に定義された幅広いトピックを共有できます。この機能は、会話をより簡単にナビゲートできるようにするだけでなく、チームが特定のトピックについて議論している時間を明らかにすることを目的としています。以下の定義済みトピックに加え、最大10個のカスタムトピックを作成できます。

価格設定
法務
プライバシー
セキュリティ
ユーザー要件
ハードウェア
ライセンス

インジケーター

特定のフレーズや会話のトピックを特定することができます。この機能はトピックと比較して、文字起こしからZoom Revenue Accelerator表示する内容をより自由にコントロールできます。ユーザーは、会話にフレーズや注目すべき瞬間が現れたときにアラートを出す特定のインジケーターを購読することができます。[分析]では、インジケーターが言及された通話のパーセンテージで表されるインジケーターの出現頻度を、会話全体で比較することができます。

オーナーまたは管理者としてインジケーターを設定する

インジケーターはユーザーが購読できるように、アカウントオーナーまたは管理者が設定する必要があります。

インジケーターを有効にする

アカウント内のすべてのユーザーに対し、Zoom Revenue Accelerator(旧Zoom IQ for Sales)インジケーターを有効化または無効化します。

アカウント設定の編集権限を持つ管理者にて、Zoom Webポータルにサインインします。
ナビゲーションメニューより、[アカウント管理]>[アカウント設定]をクリックします。
[Revenue Accelerator]タブをクリックします。
[分析]配下の[インジケーター]のトグルをクリックし、有効(青色)または無効(灰色)にします。
確認ダイアログが表示されたら、[有効にする]または[無効にする]を選択し、変更を確定します。

インジケーターを設定する

アカウント設定の編集権限を持つ管理者にて、Zoom Webポータルにサインインします。
ナビゲーションメニューより、[アカウント管理]>[アカウント設定]をクリックします。
[Zoom Revenue Accelerator]タブをクリックします。
[分析]配下の[インジケーターを管理]をクリックします。
注：「言及された競合他社」および「言及された機能」を事前に設定している場合、これらは該当カテゴリにインジケーターカードとして自動的に表示されます。
[インジケーターを追加]をクリックします。
注：各アカウントは最大250のインジケーターを作成できます。
[インジケーター名]フィールドに、設定したい名前を入力します。
注：各インジケーターにはユニークな名前を付ける必要があります。
インジケーターの[説明]フィールドに、インジケーターが文字起こしの際に何を識別するのかを入力します。
インジケーターカテゴリのドロップダウンから好きなカテゴリを選択し、インジケーターを効率的に整理します。
注：Zoom Revenue Acceleratorの管理者は特定のカテゴリの名前を追加したり、カスタマイズしたりすることができます。
[キーワードフレーズ]タブで、キーワードフレーズまたはフレーズグループを入力します。
以下のオプションから選択できます：
- ベーシック- [キーワードフレーズ]フィールドに、キーワードフレーズをカンマで区切って入力するか、CSVファイルからインポートします。
  (オプション）［関連する語形を入力する］ボックスのチェックを有効にします。インジケーターは関連する語形をキャプチャします。例えば、キーワード「secure」を検索すると、「secures」、「securing」、「secured」などの結果が含まれます。
  (オプション）［Ignore specified keyword phrases］フィールドに、キーワードフレーズをカンマで区切って入力するか、CSVファイルからインポートします。
  注：追加できるキーワードフレーズの最大数は50です。
- 詳細- [キーワードフレーズ]フィールドに追加のパラメータを入力して、検索を拡大または絞り込みます。たとえば、("Zoom Phone" OR "Zoom Apps")AND NOT ("Zoom")と入力します。
  (オプション）［関連する語形を入力する］ボックスのチェックを有効にします。インジケーターは関連する語形をキャプチャします。たとえば、キーワード「secure」を検索すると、「secures」、「securing」、「secured」などの結果が含まれます。
キーワードフレーズの代わりに誘導文を使用したい場合は、誘導文タブをクリックし、Returnキー（Mac OSの場合）またはEnterキー（Windowsの場合）を押して、使用したい文を区切って入力します。
注：
・このインジケーターは、[分析]タブに1つの項目として表示されます。
・追加できるガイド文の上限は20です。
[言及者]のドロップダウンリストで、[誰でも]/[すべての担当者]/[見込み客]から選択します。一度設定すると、インジケーターは会話に反映されます。