概要
アカウントオーナーと管理者は、Zoomアカウント(テナント)のチームチャット利用状況や統計データを表示できます。チームチャットダッシュボードには、チャットの使用状況と普及率が一目で分かるビューが用意されています。
これにより、アカウントオーナーや管理者は、チームチャットの利用状況をより深く理解することができます。データは24時間ごとに更新されます。送信されたメッセージやファイル、画像、アニメーションGIFなどのタイプ別に送信されたメッセージの利用状況や統計データを見ることができ、Zoomアカウント(テナント)で送信されたメッセージ全体を表示することもできます。
目次
前提条件
- Business、EducationまたはAPIプラン
- アカウントオーナーまたは管理者権限
チームチャット用ダッシュボードへアクセスする
- Zoom Webポータルへサインインします。
- ナビゲーションメニューより、[ダッシュボード]をクリックします。
- ダッシュボード上部の[チームチャット]タブをクリックします。
- [利用と採用]タブより、指定した時間範囲でのチャットの利用状況や導入状況を把握することができます。
データには以下が含まれます。- 有効なユーザー:指定した時間内にメッセージを送信したユーザー。
- 送信されたメッセージ:指定された時間に基づいて送信されたメッセージ数。
- アクティブチャネル:指定された時間に少なくとも1つのメッセージを送信したチャネル。
- チャネル数:アクティブチャネルと非アクティブチャネルを含む、公開チャンネルと非公開チャネルの内訳。これはその時点のものであり、選択した日付範囲の影響を受けません。
- チャットタイプ別のメッセージ量:チャットの種類には、公開チャネル、グループチャット、非公開チャネル、1対1チャットがあります。
- メッセージタイプ:メッセージの種類には、テキスト、画像、ファイル、GIPHY、コードスニペット、音声が含まれます。
- リーダーボードトップチャネル:送信メッセージ数、ユーザー数、公開チャネル、非公開チャネル、すべてのチャネルでソートが可能です。データにはチャネル名、ユーザー数、送信メッセージ数、メッセージタイプが含まれます。
- [ユーザーアクティビティ]タブより、以下のオプションを使用してデータをフィルタリングまたはカスタマイズします。
- ページ上部のドロップダウンメニューとタブを使用して、日付範囲を選択します。
- データを日次、毎週、月次で表示します。
- 検索ボックスを使用し、特定のユーザーのメトリクスのみを表示します。
- [CSVにエクスポート]をクリックし、フィルターデータをCSVファイルでダウンロードします。
用語集
チームチャットのダッシュボードで利用可能な各項目の説明については以下の通りです。
- 合計:送信したメッセージの合計数。
- 1:1:1対1のメッセージの送信(他のZoomユーザーに直接送信されたメッセージ)。
-
チャネル&グループチャット:チャネルまたはグループ内で送信されたメッセージ。
タイプ別送信済みメッセージ:送信されたメッセージのタイプ別内訳(テキスト、ファイル、画像、コードスニペット、GIPHYs、音声とビデオメッセージ)。
- テキスト:テキストのみのメッセージ送信。
- ファイル:送信済みファイルはローカルファイルとファイル共有統合機能(Dropbox、Google Drive、Microsoft OneDrive、Microsoft SharePoint)を使用して送信されたファイルで構成されます。
- 画像:送信される画像は、PNG、JPG、スクリーンキャプチャ形式で構成されます。
- コードスニペット:送信済みコードスニペット
- GIPHY's:送信済みアニメーションGIF
- 音声:送信済み音声メッセージ
- ビデオ:送信済みビデオファイル
総合的な統計データの利用方法
ダッシュボードのメインページで、そのアカウントで送信されたメッセージ全体を確認することもできます。
- Zoom Webポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューより、[ダッシュボード]>[チームチャット]の順にクリックします。
-
[利用と採用]タブの[以下によるトップ10ユーザーチームチャットでの送信メッセージ数]より、アカウントで送信されたメッセージ数を確認することができます。
この記事は、「Dashboard for Team Chat」を元に作成しました。