概要
Yealink電話機を工場出荷時リセットし、カスタムファームウェアをインストールするには、この記事に従ってください。
注:プロビジョニングプロセスの概要については、こちらを参照してください。
もくじ
- 電話機のIPアドレスを取得する方法
- 電話機のWebインターフェイスにアクセスする方法
- Webインターフェイスを使用して工場出荷時のデフォルトにリセットする方法(推奨)
- 電話機のインターフェイスを使用して工場出荷時のデフォルトにリセットする方法(オプション)
- Webインターフェイスを使用してカスタムファームウェアをインストールする方法
- Tips
前提条件
- カスタムファームウェアファイル(補助プロビジョニングプロセス中に認定デバイスリストまたはZoomウェブポータルからダウンロード)
- Zoom PhoneでサポートされるYealin電話機
- アカウントレベルの固定電話設定でWeb インターフェイスを有効にする
電話機のIPアドレスを取得する方法
T4シリーズ(タッチスクリーンなし)
-
[Menu]ボタンを押します。
-
電話機の矢印キーを使用して、[Status]を選択します。
-
IPv4アドレスをメモします。
T4シリーズ(タッチスクリーンあり)
- ホーム画面で[Menu]をタップします。
-
[Status]をタップします。
- IPv4アドレスをメモします。
T5シリーズ(タッチスクリーンあり)
- ホーム画面から左にスワイプします。
-
[Settings]をタップします。
- [General]をタップします。
- IPv4アドレスをメモします。
電話機のWebインターフェイスにアクセスする方法
注: 電話機のWebインターフェイスにアクセスできない場合は、アカウントレベルの電話機の設定でWebインターフェイスの設定が有効になっていることを確認してください。
- 電話機と同じネットワークに接続されているコンピュータでWebブラウザを開きます。
- ブラウザのURL欄にアクセスする電話機のIPアドレスを入力します。
-
電話機のWebインターフェイスに管理者としてログインします。
注: デフォルトの管理者のユーザー名とパスワードはadmin/adminです。ユーザー名またはパスワードがわからない場合は、電話のベンダーにお問い合わせください。管理者のパスワードをZoomアカウント全体の電話機に対して設定した場合は、Zoom Webポータルで[管理者パスワード]の[表示または編集]をクリックすることで確認可能です。
Webインターフェイスを使用して工場出荷時のデフォルトにリセットする方法(推奨)
注: 古いYealink電話機には、左側のナビゲーションメニューの代わりに緑色のヘッダーバーが表示されるなど、Webインターフェイスが若干異なる場合があります。
- 左側のナビゲーションメニューで[Settings]>[Upgrade]の順にクリックします。
- [Reset to Factory]をクリックします。
- [OK]をクリックして確認します。
電話機のインターフェイスを使用して工場出荷時のデフォルトにリセットする方法(オプション)
電話機のWebインターフェイスにアクセスできない場合は、このセクションに従ってください。
T4シリーズ(タッチスクリーンなし)
- [メニュー]ボタンを押します。
- 電話機の矢印キーを使用して、[Advanced settings]を選択して入力します。
- 管理者パスワードを入力します。
- 電話機の矢印キーを使用して、[Reset Config]>[Reset to Factory Settings]を選択します。
T4シリーズ(タッチスクリーンあり)
- ホーム画面で[メニュー]をタップします。
- [Advanced settings]をタップします。
- 管理者パスワードを入力します。
- [Reset Config]>[Reset to Factory Settings]を選択します。
T5シリーズ(タッチスクリーンあり)
- ホーム画面から左にスワイプします。
- [Settings]をタップします。
- [Advanced settings]セクションまで下にスクロールします。
- 管理者パスワードを入力します。
- [Reset Config]をタップします。
- [Reset to Factory Settings]をタップします。
Webインターフェイスを使用してカスタムファームウェアをインストールする方法
注: 古いYealink電話機には、左側のナビゲーションメニューの代わりに緑色のヘッダーバーが表示されるなど、Webインターフェイスが若干異なる場合があります。
- 左側のナビゲーションメニューで[Settings]>[Upgrade]の順にクリックします。
-
[Browse]または[Choose File]をクリックし、カスタムファームウェアファイルのディレクトリを探し、ダブルクリックして選択します。
注:カスタム ファームウェアのバージョンをダウンロードまたは確認するには、サポートされているデバイスのリストを参照してください。 - [Upload]をクリックして、ファームウェアのアップグレードプロセスを開始します。電話機が再起動し、カスタムファームウェアがインストールされます。このプロセスには2~3分かかります。
Tips
Yealink電話機は[OK]ボタン長押しでも工場出荷時リセットができます。
こちらの記事は、「Resetting to factory default (Yealink)」を元に作成しました。