AI Companionによるボイスメールの優先順位付け機能を利用することで、Zoom Phoneユーザーは自身のボイスメールの優先表示を行うことが可能になります。Zoom Phoneユーザー側でトピックの定義を行うことで、システム側はそれらを用いて着信ボイスメールを優先的に表示、整理することが可能です。例えば業務にて社内の様々なチームと連絡をとる必要がある場合、「営業」、「マーケティング」、「サポートチーム」、「カスタマーサクセス」等各チームをトピックとして設定することで、不在時のボイスメールのカテゴライズが可能になります。
この記事は以下の内容を含んでいます。
前提条件
- Pro, Business, Enterpriseプランのいずれかを購入しているアカウントのライセンスユーザー
注:AI Companionは特定の業種、また特定の地域ではご利用頂けない場合がございます。 -
AI Companionによるボイスメールの優先順位付けの有効化
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ボイスメールの文字起こしの有効化
- Zoomデスクトップアプリバージョン
- Windows:5.17.0以上
- macOS:5.17.0以上
- Linux:5.17.0以上
- Zoomモバイルアプリ
- Android:5.17.0以上
- iOS:5.17.0以上
制限事項
- 現時点ではAI Companionによるボイスメールの優先順位付けは英語のみサポートされています。
文字起こしされたボイスメールの優先トピックを定義する方法
新規ボイスメールのラベリングのため、事前定義されたトピックの追加が可能です。一度定義されたトピックについてはいつでも変更が可能であり、ボイスメールの文字起こしの優先順位付けに利用されます。
- Zoomデスクトップアプリ、もしくはモバイルアプリにサインインします。
- 右上側にあるイニシャル、もしくはプロフィール画像を選択します。
- [設定]を選択します。
- [電話]を選択します。
- [AI Companionによるボイスメールの優先順位付け]項目にて[定義済みのトピックに一致するボイスメールにラベルを付ける]にチェックを入れます。
その後[ボイスメールの優先順位付けをオンにする]ダイアログが表示されるので、[同意してオンにする]を選択します。
- [管理]を選択します。その後[ボイスメールの優先順位付けを管理する]ダイアログが表示されますので、[優先トピック]の下にある[最初のトピックを追加する]を選択し、以下のように設定を行います。
- [優先トピックを追加]ダイアログが表示されますので、ボイスメールのラベル付けに利用するトピック名を入力して[続行]を選択します。
- 次に[これはあなたのトピックの説明ですか?]というダイアログが表示されますので、あらかじめ記載されている説明文を読み必要に応じて編集を行います。その後[承認して送信]を選択します。
- トピックの追加が完了した後、[完了]を選択してダイアログを閉じます。
- (オプション)[優先トピック]右の[追加]を選択することで、最大5つまで新しいトピックの追加が可能です。
- (オプション)保存されたトピックがある場合、トピック名を選択することで編集、削除を行うことが可能です。またトピック名右の"x"を選択することで、該当のトピックを削除することが可能です。
優先順位付けが行われたボイスメールの文字起こしにアクセスする方法
- Zoomデスクトップアプリ、もしくはモバイルアプリにサインインします。
- [電話]タブを選択します。
- [ボイスメール]タブを選択します。
優先トピックが文字起こしに含まれている場合は該当するトピックがボイスメールにラベル付けされています。
複数の優先トピックが含まれる場合はそれらが全てラベル付けされています。
- (オプション)[全てのボイスメール]項目内にて、[優先トピック]をクリックし、上のセクションにて定義した優先トピックを選択することで優先順位付けされたボイスメールメッセージのフィルタリングが可能です。
- ラベル付けされたボイスメールを選択し、事前に定義されたトピックを含むボイスメールの文字起こしを表示させることが可能です。
- (オプション)[優先トピック]項目内にてトピックを選択することで、ダイアログウィンドウから以下の操作を行うことが可能です。
- [ボイスメールから削除する]を選択することで、ボイスメールからラベル付けを削除することが可能です。
- [タグを管理する]を選択することで、[ボイスメールの優先順位付けを管理する]ダイアログが表示されますので、そこからラベリング用の優先トピックの削除、また新規優先トピックの追加を行うことが可能です。
注:新規にラベル付けを行うことによるボイスメールへの影響はございませんが、今後追加される新規のボイスメールに適用されます。
この記事は「Using Voicemail Prioritization with AI Companion」を元に作成されました。
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