Zoom Docsでは表機能を用いてデータの管理を行うことが可能です。例えばプロジェクトの管理に関するタスク等の情報を整理整頓する必要がある場合に、この機能は有用です。表を新規に作成する場合でも、他のスプレッドシートからインポートする場合でも、Zoom Docsの表機能を使って情報を効率的に管理することができます。
この記事は以下の内容を含んでいます。
前提条件
- ベーシック、Pro、Proプラス、ビジネス、ビジネスプラス、エデュケーション、またはエンタープライズアカウント
- Windows、macOS、Linux向けZoom Workplaceデスクトップクライアント:6.1.6以上
- AndroidまたはiOS向けZoom Workplaceモバイルアプリ:6.1.6以上
- 管理者によるZoom Docs機能の有効化
基本的な表の作成方法
基本的な構成の表を作成することで、分析機能を用いることなくデータを簡易的に整理することが可能です。
- Zoom Docsにて新規ドキュメントを作成します。
- 空白の行にて"/"を入力してスラッシュメニューを開く、もしくはテキストエディタツールバーから+アイコンを選択し、その後"テーブル"を選択します。
3行×3列の表が表示されます。
セルの管理
セル内部をクリックすることで、内容の編集が可能です。
行の管理
上図のように、行を選択し、その後以下のアクションを行うことができます。
- 行内のセルを結合/セルを分割
- 行内のテキストへの色付け
- 行内のテキストの列を揃える
- 選択した行の削除
- 選択した行にコメントを残す
列の管理
上図のように、行を選択し、その後以下のアクションを行うことができます。
- 列内のセルを結合/セルを分割
- 列内のテキストへの色付け
- 列内のテキストの列を揃える
- 選択した列の削除
- 選択した列にコメントを残す
テーブル全体の管理
表の左上にある赤枠で囲まれたアイコンをドラッグすることで表を移動させることが可能です。
またアイコンを選択することで以下のアクションを行うことが可能です。
- AI Companionを利用してコンテンツ生成を行います。
- 表の色を変えます。
- 表の幅を均等に揃えます。
- 作成中のドキュメントのリンクをコピーします。
- 表へのコメントをします。
- 表の上に空白の行を挿入します。
- 表の下に空白の行を挿入します。
- 表のコピーを行います。
- 表を削除します。
データテーブルの作成方法
データテーブルを作成することでデータの収集、整理、トラッキングが可能になり、プロジェクトの管理、タスクや進捗の追跡、また様々なデータ資産の管理に役立ちます。
- Zoom Docsにて新規ドキュメントを作成します。
- 空白の行にて"/"を入力してスラッシュメニューを開く、もしくはテキストエディタツールバーから+アイコンを選択し、その後"データテーブル"を選択します。
3行×3列の表が表示されます。
注:行に空白やインデントがないことを確認してください。
セルの管理
セル内部をクリックすることで、内容の編集が可能です。
行の管理
行の管理を行う際は、以下の操作を実施します。
- 行の左側にある縦に6つ並んだ点、また行の番号を選択することで行に対するアクションを行うことができます(コメントの追加、行の複製、削除等)。
- 最後の行の下にある+アイコンを選択することで、新しい行が追加されます。
列の管理
列の管理を行う際は、以下の操作を実施します。
- 列を選択します。
-
列のヘッダーをダブルクリックすることで、以下の操作を行います。
- 名前:列の名前を入力します。
- タイプ:列のタイプを選択します(テキスト、数字、通貨、複数選択、数式、日付等)
- その他のオプション:列に対する説明を追加します。
- [保存]を選択します。
- 列のヘッダーの右側にある下矢印を選択し、列の編集や複製、ソート等を行います。
- 最後の列の右にある+アイコンを選択することで、新しい列が追加されます。
データテーブルへの数式の追加
- 作成したデータテーブルの列のヘッダーをダブルクリックします。
- [タイプ]で[数式]を選択します。
- [数式エディタ]の下のプルダウンボックスを選択して数式を編集し、[保存]をクリックします。
- [その他のオプション]で、必要に応じて[説明]を追加します。
- [保存]を選択します。
- (オプション)空のセルをダブルクリックして数式を編集し、[保存]を行うことも可能です。
注:表の参照列を入力または選択することができます。
テーブル全体の管理
表の左上にある赤枠で囲まれたアイコンをドラッグすることで表を移動させることが可能です。
またアイコンを選択することで以下のアクションを行うことが可能です。
- AI Companionを利用してコンテンツ生成を行います。
- 作成中のドキュメントのリンクをコピーします。
- 表へのコメントをします。
- 表の上に空白の行を挿入します。
- 表の下に空白の行を挿入します。
- 表のコピーを行います。
- 表を削除します。
データテーブルの表示を変更する
- データテーブルの左上にある+アイコンを選択し、その後以下の内から一つを選択します。
- 表ビュー:グリッドビューまたはリストビューを構造化された表形式で表示します。
- ボードビュー:データを、プロセスのさまざまな段階を表す列に整理されたカードとして表示します。
- カレンダービュー:ドキュメントにカレンダーを表示します。
- ギャラリービュー:ドキュメントにギャラリーを表示します。
- (オプション)テーブルの上部にある表示アイコンを選択し、その後以下の内から一つを選択します。
- 名前を変更:ビューの名前を変更します。
- ビューを変更:ビューを別のビュータイプに変更します。
- ビューへのリンクをコピー:ビューのリンクをコピーします。
- 複製する:ビューを複製します。
- 削除する:ビューを削除します。
スプレッドシートから表を作成する
- Zoom Docsでドキュメントを開き、それとは別にスプレッドシート(今回はExcel)を開きます。
- スプレッドシートからコンテンツをコピーし、ドキュメントに貼り付けを行います。
スプレッドシートからコピーされた内容を元に、ドキュメント上に新たに表が作成されます。
- (オプション)コピーされた表に関しても、表の左上隅にある縦6つの点をクリックして、表を管理することが可能です。
この記事は「Adding tables to Zoom Docs」を元に作成されました。
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